カホコを見たい!最終回前にイッキ見したい!方はこちらをどうぞ
ドラマからCM、映画にも引っ張りだこの高畑充希が主演している「過保護のカホコ」が絶好調の滑り出しから中盤を迎えました。
ドラマのタイトルからある程度の想像がつく内容だと思うものの、予想以上の面白さについつい見ちゃう方も多いでしょうね?
なぜ、このドラマに惹かれるのか、理由にスポットを当てて行きます。
オープニングで緩衝剤のドレスで惹きつける
【芸能コラム】高畑充希&竹内涼真 「過保護のカホコ」で見せる新たな魅力(エンタメOVO) – Yahoo!ニュース https://t.co/mXjpIIxsbz @YahooNewsTopics
— 【公式】「過保護のカホコ」 (@kahogo_kahoko) August 18, 2017
オープニングには、カホコが緩衝剤のドレスで登場。
初めてこの映像を見たときは、普通のドレスと錯覚するほどなのでその落差が大きいですよね。
過保護を映像化させている緩衝剤のドレスは、作り手の思惑が伺えます。
過保護ぶりをより強くイメージづけているこの手法には、脱帽。
しかも、「取扱注意」「水ぬれ注意」と言ったステッカーを張っているのは、両親が大事にし過ぎているこのドラマの肝を連想させてくれます。
このドラマを見ちゃう人は、オープニングの高畑充希のこのドレス姿で、「今回もどんなカホコになるのか?」わくわくしちゃうでしょう。
そもそも、緩衝剤は中のものが壊れないように傷づかないようにそっと守るものですよね。
カホコは、両親、特に母親の過保護のもとに生きてきたために、これが当然だと信じて疑わず、洋服も母親に選んでもらう、食事は作ってもらう、大学へも送迎してもらうなどお姫様三昧の日々。
それでも、緩衝剤のドレスをだんだんと脱ぎ捨てて、自分の気持ちで行動をし始めるようになることでカホコの成長が感じられるようになっていきます。
することなすこと危なっかしいだけに、視聴者は目が離せませんよね。
もしかすると、自分は過保護だと自覚していなくても、親の愛情がちょっとうっとうしく感じる年頃の時もあったかもしれません、
高畑充希の新境地に惹かれる
https://twitter.com/mong5qjav4cm/status/898722760884535296
彼女の話題作で誰もが知っていると言えばNHK朝ドラの「ごちそうさん」、続いて「とと姉ちゃん」ではないでしょうか?
「ごちそうさん」でのあの無口で無表情な妹ぶりから一気に街頭で「焼き氷」の歌を歌い始めた変貌は強烈でした。
主役の「とと姉ちゃん」では、まさに一家の大黒柱となって奮闘する芯の強い女性を演じました。
ところが、今回は全く想像もし得なかった過保護に育てられている大学生と言う役どころ。
何もかも母親任せで大学生活を送っている姿を見て、激変した役どころにカルチャーショックを受けたでしょう。
正反対の役どころも、彼女は卒なく好演していますね!
確かに、高畑充希の演技は上手い!という声が多い中、逆に、アピールがくどくて下手!という声もあります。
しかし、このアピールが大げさでくどいのが今回のドラマでさらに活かされているのではないでしょうか?
目力がすごい!そして走る!
嘘ついた生徒を見る教師#過保護のカホコ#高畑充希#Rin123k pic.twitter.com/inO2048eUY
— r i N . (@ey_123k) August 18, 2017
カホコの目は、いつも素直で分かりやすいので、思っていることが全て目で分かるのは見ている側も共感しちゃうものですね。
特に、家族だけではなく親戚からもそう言った分かりやすいカホコの目から伝わる気持ちを察することが多いので、どれだけガードされているかが分かります。
お父さん(時任三郎)も、カホコの目を良く見ていてナレーションもその都度入るところも面白味を増しています。
最近、交際をようやく始めた麦野初君(竹内涼真)も、カホコの目の変化を汲み取って大慌てして自分の気持ちや考え方をしっかりフォローしていますね。
そして、カホコって思い立ったらすぐに走ると思いませんか?
住んでいるマンションから急に走り出すことシーン、麦野君のアトリエへ息を切らして走るシーンが印象的。
その走り方が、真っ直ぐで他のことが目に入らないカホコの性格そのものですよね。
ドラマの撮影では、一回くらいは転んだのでは?ないかと思うほどの走り。
今後、さらに走るシーンもあるでしょうから、ハラハラドキドキしつつ見守りたいですね。
正高の存在に惹かれる
過保護のカホコ、竹内涼真もかっこいいけど 時任さん(パパ)にもやられるのは自分だけかな…
あと心の声めっちゃ面白い笑 pic.twitter.com/zOleQRvD5T— えな (@perc_monster) August 19, 2017
時任三郎さん演じる正高の存在も、カホコをさらに輝かせていますね。
黒木瞳さん演じる泉とカホコの板挟みにありながらも、何とか父親の威厳を見せようと度重なる想像の翼を広げるライオン。
実は、正高は家族や親戚を動物にイメージするシーンでもナレーションをしているのですが、被り物で映像化しているのは、斬新で面白味があります。
自分はライオンだと思っている自覚はあるものの、なかなか一家の長としての威厳が得られません。
ミーアキャットの妻に押されている感がありますし、カエルの娘にも優しすぎるし。
ライオンの父も、日々悩みは深いのでしょうけどそれを周囲に感じさせない笑顔が素敵でエールを送りたくなる方も多いではないでしょうか?
カホコは、正高にときどきお願いを2つします。
純粋で一生懸命な娘のお願いを真摯に受け止めるパパの姿も、世の年頃の娘を持つパパ世代にも支持されるのではないでしょうか?
6話では、泉が実家に戻り連れ戻すために迎えに行ったのですが、そのシーンも泉から言葉ではなく立て続けにラインで返事をされるという何とも蔑ろにされ続けるものも演技が光りました。
今後も、優しいライオンの展開は期待したいところですね!
カホコの恋に惹かれる
みんな昨日の過保護のカホコのこのシーンで惚れたにちがいない。 pic.twitter.com/WJK9Ub0g8w
— さとう だいち (@CvgCsaYYoxB39Og) August 10, 2017
言うまでもなくカホコの恋にも惹かれてしまいます。
カホコとは正反対の環境で育った麦野君。
ほおっておけないという気持ちが強かったので、あまりにもカホコがお嬢様で過保護なのを直接教えてくれた張本人でもあります。
母親の泉は、済む世界が違いすぎると猛反対していたのですが、カホコの自分でこれからは何もかも決めて行くと言う宣言でいったん実家へ戻るものの、交際も認めてくれています。
おそらくカホコにとって本物の初恋ではないでしょうか?
https://twitter.com/ars_sho0417/status/895328788401106944
麦野君のために一生懸命に作ったお弁当がおにぎりだったり、思い出のある絵具を川で必死に探そうとしたりしたのは、カホコも自分も気づかないうちに行動していたでしょう。
恋のパワーがカホコを過保護から抜け出し成長させるので、麦野君とのこれからの恋がどうなるのかも気になりますね。
https://twitter.com/Kokona0528/status/897835793883856896
まとめ
80年代のホームドラマみたいな印象を持たれるこのドラマだけではありません。
それ以上に惹きつけるのは、現代ならではの過保護になりがちな親子の姿を浮き彫りにもしているからです。
実は、視聴者を惹きつけて止まないこんな理由があってこその好調さをキープしています。
誰もが初めての経験をするときには、カホコのように失敗も混乱もあるでしょう。
未知数のカホコだからこそ、これから家族と自分に関わる問題を解決して行ってくれるでしょうね。
ハラハラ、時にイライラしちゃうドラマですけど、エールを送りながら視聴者に爽快感を与えてくれます。
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