「この声をきみに」群読のシーンが素敵すぎる!竹之内豊がNHKドラマ初主演!

 

 

NHK金曜夜10時のドラマ枠で「この声をきみに」がスタートしました。

竹野内豊さんが、NHKドラマ初主演で大学助教授の役柄をされています。

人気ドラマを手掛けた大森美香さんの作品です。

 

テーマは、癖のある主人公の男性が朗読に触れることで、

生き方が変わって行くことです。

朗読なんて地味な世界?だと思いがちですか?

何でもメールやSNSなどで通じる今だからこそ、

声が気持ちをかえてくれるのではないでしょうか。

「この声をきみに」ロケ地 カフェ、立体交差点など人気のスポットまとめ

2017.10.19

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妻子が出て行った夫

 

46歳の大学講師をしているのが穂波孝(竹野内豊)は、

とても面白くない数学の講義をします。

人前で話すことそのものが苦手であり、

大学側としても何とか惹きつけようと

笑顔を忘れないように提案するものの、無意味にしか映りません。

寡黙だけではなく頑固で理論的な考え方をする孝は、家庭向きではありません。

そんな夫に嫌気をさした妻・奈緒(ミムラ)は2人の子供を連れて家を出てしまいました。

 

ある時、孝は息子に会うのですが、

読んでほしいと言われる子ども向けの本も、

論理的におかしいとはねのけるような言葉をかけます。

子ども心は、大学助教授でも分からないんですね。

話し方教室へ嫌々通ってみる

 

仕事だけではなく家庭でも冴えない孝。

大学側から何とかそれを改善させるために

話し方教室へ通うように促されてしまいます。

そこで、代わりの講師・江崎京子(麻生久美子)と出会います。

やる気のある生徒も大勢いる中、空気を乱す孝。

頭からこんな教室で人生が変わるわけがないと席を離れます。

本当に、こんな中年男性が教室にいるだけで空気が悪くなりますよね。

カッコいい竹野内豐さんなのに、

嫌われる態度をこんなにも演じられるので、観ている私まで不愉快に。

さすがに、役者さんですよね。

京子と帰り道で一緒になり孝の言葉に怒りを覚えてしまい

「あなたってつまらない男ね!」など、

ケンカ腰になりさらに2人は険悪なムードになります。

そこへ、京子の上司・佐久良(柴田恭兵)が現れ、

詫びを入れるように促すのですが気持ちのこもったものではなく険悪なムードのままで別れてしまいます。

 

妻の弁護士と出会う

面白くないことばかり続く孝は、

そもそも妻がどうして出て行ったかという理由に気づきもしません。

弁護士に直接であって談判するのですが、

弁護士からも「理由にきづきもしないことが、問題なのでは?」と言われてしまいます。

孝は、浮気はしない、ギャンブルはしない、

そこそこの稼ぎはあるのに、妻が不満を持っていることがなぜなのかと釈然としないわけですね。

最愛の妻が、どう思っているかにすら気づかないってことそのものが、

そもそも問題というのは頷けます。

 

数学のことに関しては、計算上で割り切れるでしょうが、

人の心はそんなに計算で割り切れるものではありません。

そこに気づいていくのにも、朗読が大きな役割をもっているのでしょう。

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朗読教室に偶然行き、群読に触れる

冴えない孝が街で偶然出会ったのが、作久良でした。

彼が持っている数々の書籍を拾おうとする孝の方は、

気づかなかったのですが作久良が声を掛けます。

そのまま、自宅まで運んでいくのですが、

「寄りませんか?」と誘いを受けます。

 

無口でぶっきらぼうな孝だから、

寄らないだろうと思っていたのですが、

それではドラマが進んで行きませんね。

家に入ると朗読教室が行われていました。

その名も「灯火親(とうかしたしむ)」。

京子を中心に複数人で行う「群読」が

行なわれていたのですが、そこで孝は衝撃を受けます。

 

それを聞いた孝は、京子に

僕の心には埋めようのないぽっかりとした空洞がある。このせいで子供の頃から不安になったり、さびしくなったりしていた。でも、今一瞬そのぽっかりが満たされた。あなたの声で。ありがとう。」

と思いがけない言葉を残して帰ります。

冴えない頑固な中年男の心に、

すっと朗読が入って来ることでここまで感極まるなんて思いもしない展開でしたね。

かつて教会で京子と孝は見かけたことがあるシーンもありました。

どこかで見かけたことがあると感じた京子は、この出来事はまだ思い出せていません。

素数が出てくるドラマ

このドラマで素数が出て来ます。

数学のことに関して、

孝は暮らしの中で思いがけない素数を発見したり、

子どもたちの年齢から素数を発見したりするときは、

かなりのハイテンションになります。

素数が出てくるといえば、

小川洋子さんの「博士の愛した数式」を思い浮かべました。

何の変哲もない数字にも、

それぞれの意味があると感じるのは、

数学を心底愛しているからでしょうね。

冴えない頑固な孝を見ていてちょっと腹立たしいときもあるけれど、

素数が出てくるときの子供のような表情はやわらかな気持ちになりました。

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まとめ

 

「この声をきみに」は、

実は第1話が地震速報で途中から放送が中止になりました。

それだけに、その翌週に第1話が始めから放送されるようになり、

待ちわびていた方も多かったのではないでしょうか?

朗読をテーマに生きることに悩む人の心を

開放して行くドラマなので、これから毎回登場する詩も楽しみです。

愛想のない頑固な孝が、朗読でどんな風に変わっていくかも見どころですね。

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