僕たちがやりました 10話 最終回トビオ 涙の告白全貌!窪田正孝の演技に評価!

 

僕たちがやりました全話はフジテレビオンデマンド
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“そこそこ”で良かったはずのトビオ(窪田正孝)ら

高校生たちの人生が、いたずら心がきっかけで一変。

10人もの死者を出す爆破事件に。

逃亡者となったものの、

意外な“出頭者”の出現によりそれぞれが日常の生活に戻った。

…はずだったのに。

その罪の意識からは逃れられず、

“世の中がひっくり返る最高の自首”をしようと計画。

果たしてその計画の結末は?

最終話の視聴率は6%と“そこそこ”なものの

、視聴熱では相変わらず高い数値をたたき出し、2位。

原作とは違うラストに視聴者も騒然!の最終話を紹介!




 

”世の中がひっくり返る最高の自首”とは?成功するのか!?

トビオ(窪田正孝)は、

伊佐美(間宮祥太朗)、マル(葉山奨之)、パイセン小坂(今野浩喜)とともに、金をばらまき、ネット中継をし、ライブ会場に乱入。

 

大勢の観客の前で、矢波高の爆破事件は

「僕たちがやりました!」と罪を告白することに成功。

しかし、動物のマスクをかぶったグループに襲われ、

ライブ会場から連れ去られてしまった。

 

トビオが目を覚ますと、

小坂、伊佐美、マルが目の前で正座をしている。

目の前には弁護士の西塚(板尾創路)、

そして小坂の異母弟・原野玲夢(山田裕貴)が

「お前も早く正座しろ」とトビオを怒鳴りつけた。

ライブ会場で襲ってきたのは、

どうやら小坂の父・輪島(古田新太)の指示を受けてのことらしい。

輪島は今回のことをひどく怒っており、

「秀郎(パイセン)を殺せ」と言っているとのこと。

そして西塚は、

トビオら3人にはもう消えろ、と指示を出す。

小坂はこれから殺される、3人はもう関係がない…と西塚。

10秒以内に動物のかぶりものをつけ、

ここからいなくなれ…と言われ、真っ先にマルが飛び出した。

そして残り5秒をきったところで

「ごめん、俺…そして父になる!」と叫びながら伊佐美は逃げ去った。

しかし、トビオは動こうとしなかった。

 

「今逃げたって、何にも変わらねーじゃねーか」

と叫ぶと、小坂を殺そうとしていた玲夢の背後から、

その頭に馬のかぶりものをかぶせるようにして飛びかかった。

 

トビオが玲夢を羽交いじめにして倒れ込むと、

玲夢が持っていたナイフがその手から離れる。

小坂は、トビオを援護しようと、玲夢の脚に噛み付いた。

玲夢が転がっている間に2人は逃げようとしたが、

正座をしていたせいで小坂はうまく足が動かない。

もたつく間に玲夢は立ち上がり、トビオをケリ倒し、

さらに小坂を殴り倒すと馬乗りになって小坂の首を締め上げた。

小坂の息の根が止まる…そう思った瞬間に、玲夢がうめき声をあげた。

なんと転がっていたナイフを手にした小坂が

玲夢の脇腹を刺していたのだ。

そして、小坂は

「俺のどこが悪いねん。どこがゴミやねん。強い奴がえらいんか、金持ってる奴がえらいんか。俺がゴミやったらお前らもゴミやぞ。同じ人間ちゃうんか。人類みなゴミちゃうんか。生きる価値なんか、みんなないぞ。俺はただ…俺はただ楽しく生きたかっただけじゃ」

そう叫ぶと、小坂は何度も玲夢の腹にナイフを突き刺すのだった。

 

小坂は気が済んだかのように天井を見上げた。

そしてトビオに向かって「足痺れてたの直ったわ〜」と笑った。

 

 

そして、教師の菜摘(水川あさみ)を連れた刑事の飯室(三浦翔平)が現れた。

刑事は小坂に手錠をかけると、連行していく。

その光景を見て、トビオは

「なんで人、殺してんだよ」

と何度も涙ながらに小坂の背中に叫んだ。

https://twitter.com/m1a1c1k6eN/status/910110020334870529

https://twitter.com/motizukiryota/status/910124376065949697

 

残されたトビオ。トビオはどう罪を償う?

警察署で待たされていたトビオの元に刑事がやってきた。

トビオはうつむいたまま「俺の逮捕まだっすか?」と尋ねる。

すると刑事は「君がなんで逮捕されるんだ?」と意味がわかっていない様子。

トビオは何かを話そうとしたが、

飯室が横から「小坂秀郎という男が殺人を犯した。君はむしろ被害者だ」とトビオの言葉をかき消した。

トビオと二人きりになると、

飯室は「輪島宗十郎が手をまわし、すべてなかったことにしたんだ」

今回の件の真相を明かす。

もちろんお前らのいたずら動画もだ…と。

トビオは慌てて、

自分たちが配信した動画を確認するが、すでにその動画は削除されている。

飯室はさらにこう続ける。

錯乱状態の小坂秀郎という男に脅された無実の高校生3人が無理矢理手伝わされた…

というストーリーのためだ、と。

トビオは、違う俺たちがやったんだ、

と小さな声で繰り返すが、その言葉は誰にも受け止められない。

飯室は、お前らが命がけで訴えた真実はいとも簡単に世間から黙殺されたんだ、と最後に告げた。

トビオが警察署を去ったのち、

今度は飯室の前には菜摘現れた。

菜摘は茶封筒を飯室に渡す。飯室はその中身を確認すると

「いいんですか、こんなことをすればあなたも彼らみたいに…」

と言う。しかし菜摘は

「かまいません」と返すのだった。

 

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ついにトビオが罪の告白?その全貌は?

翌日、菜摘の携帯には飯室から電話がかかってきた。

菜摘の渡した証拠の裏どりをしていると言う。

その裏どりがとれ次第、菜摘にも逮捕状が出る、と。

すると菜摘は、準備はできています…と言って電話を切った。

 

そこで生徒から「屋上に誰かいねぇ?」という声があがった。

その視線の先を見てみると、屋上のギリギリの場所にはトビオが立っている。

教師たちがトビオの異変に気づき近づくも、

トビオの手にはあの日使った爆弾の残りが握られている。

そして「矢波高爆破事件の犯人は俺たちだ。このまま握りつぶされてたまるか」と叫ぶ。

小坂の殺人により、

学校前に集まっていた報道陣がそのトビオの姿に気づいた。

生中継で、そのトビオの姿が放送される。

 

トビオは矢波高の校舎に仕掛けたのと同じ爆弾を仕掛けた…と言う。

“最高の自首作戦”の準備をしている際に、

矢波高爆破の犯人が自分たちだという動かぬ証拠だ、

と言って小坂が残していったものだった。

 

トビオはそれを探し出し、今、その手に持っている。

あの時と同じように全部ふっとばしてやる、

俺らが犯人だって証拠を見せてやる、

と言って、その起爆スイッチを押そうとしていた。

ネット動画はすぐに消されてしまうが、

今回の事件のことで報道陣が校舎前にいる今なら、

自分の姿は生中継される、これなら自分たちの罪をもみ消されることはない…と踏んだトビオの計画だった。

その狙い通り、テレビではトビオの様子が中継されている。

そして「大規模な爆発が予想されます…!」とキャスターは報じた。

 

そして、トビオが起爆スイッチを押す…!

しかし、校舎の2階の窓が1枚割れただけ。

 

逃げ惑う生徒たちを見て、

トビオは屋上の上で大爆笑している。

そして、その笑顔は泣きそうな表情へと変わった。

生徒たちに話すように、報道関係者に話すように、

そして伊佐美やマル、蓮子に話すように…トビオは話し出した。

 

「あの日、俺らがやろうとしてたのは、たったこれだけのことだったんだよ。なのにあんなことになって…。たくさん人死んで、俺ら、軽いいたずらのつもりだったのにさ…。もう人殺してこの先どうなんのかとか、そもそも10人死んだとか全然実感沸かなくてさ、頭んなかぐっちゃぐちゃでワケわかんなくて、ただ怖くて、すっげー怖くて、だから現実から目を背けて逃げて逃げて逃げまくったよ。
関係ない人まで巻き込んで、たくさん心配かけて、大事な人まで騙してた。
でも、生きてるのがどんどん苦しくなってさ、だから何もかも終わらせたかった。でも結局死ぬこともできなくて、新しい自分で生きてこうって思ったけど、もうそれもダメで、なのにこんな俺でもあいつは…市橋…ごめん…」

 

涙を流しながら訴えるトビオ。

その胸には、母の心配する顔、蓮子との思い出、

そして市橋との思い出が蘇っていた。

地上で、じっとトビオのことを見上げていた蓮子も泣いている。

 

 

そしてトビオは続ける。

「俺まじでクズだよ…もう最低最悪のゴミ野郎。綺麗ごとばっか並べて、本当のこと全部ずっと隠したまんま…」

うずくまるようにしたトビオは、

その手を合わせ、市橋に詫びるように告げるのだ。

「俺が、俺たちが殺しました。ごめんなさい。本当に本当にごめんなさい」

 

現実から、罪から、逃げ続けてきたトビオは、

この罪をどう償おうかと、そればかりを考えていた。

彼の涙は止まらない。

 

「もうたくさん。こんなクソみたいな人生。死んで罪償えるなら、もう今すぐ死にてぇよ。でもさ、それじゃもうまた逃げてたときと一緒じゃん。俺、全然変わってねぇじゃん。だから、俺さ、俺もう他にどうしたらいいかわかんないんだって。もうどうしたらいんだよ。どうしたらいいんだよ。頼むから、俺を、お願いだから、俺たち捕まえてくれよ。俺たちが、俺たちがやったから。あの爆破で10人殺したの俺たちだから、頼むから、本当に、頼むから捕まえてくれよ。犯人俺だから、俺たちだから…ここにいるから捕まえろよ」

 

テレビでは、そのトビオの悲痛な叫びが流れている。

それを今宵の家で見ている伊佐美と、ホテルで見ていたマル。

伊佐美が「ごめん今宵、やっぱり。俺」、そう言うと、

今宵は静かにうなづき、

そしてマルも動き出した。

 

そこへ警察が現れた。

トビオをひれ伏させ、手錠をかけようとした。

しかし、飯室はその手を止めると

「行くぞ」とトビオに声をかけた。

 

校舎の下では生徒たちが集まっていた。

パトカーに乗る直前、トビオ!と声がかかる。

そこには心配そうな顔をした蓮子がいる。

トビオは何も言葉を発さない代わりに、

舌を出しておどけたような表情を見せ、車に乗り込もうとした。

しかし、車に乗る直前、蓮子に腕を引き寄せられ…キスをされた。

そして蓮子は

「あなたが一生会いたくなくても、私は会いたい。待ってる」

と言葉をかけるのだった。

トビオをのせた車は動き出した。

そして、その車をじっと見つめる蓮子の後ろ姿が…。

 

矢波高爆破事件の真犯人は?トビオたちは罪を償えるのか?

1週間後。菜摘は警察署にいた。

トビオの使った爆弾が、

矢波高爆破のものと同じものだったということが判明した、と刑事。

トビオを逮捕したのち、すぐに伊佐美とマルも出頭したと言う。

このまま起訴されれば、彼らの希望通り有罪となる。

菜摘はすでに、輪島の顧問弁護士から金を受け取り

、嘘の証言をしたことを告白していた。

菜摘が飯室に渡した茶封筒の中身は、

西塚とやりとりした際の音声を録音したデータだったのだ。

刑事は、あなたもいずれ虚偽の証言をしたことで罪に問われる…と言う。

しかし、ひとつだけやっかいなことがある、と刑事。

西塚の手により、小坂を釈放するために出頭した犯人が、

証言を変えてきている、と言うのだ。

あの夜、小坂が落とした爆弾を拾って、

自分がプロパンガスに仕掛けた…と証言を変えたという。

そのせいで、トビオたちの言っていることがすべて認められるかどうかは分からない…と。

 

 

菜摘が部屋から出ると、飯室とすれ違った。

小さく会釈をして通り過ぎようとしたが

「退職したそうですね」と飯室に声をかけられた。

「なぜ今更本当のことを?」と飯室。

菜摘はその問いに

「自分の間違いに気づいたからです。教師のくせして情けないですけど、あの子たちに教えられました、人は変わることができるんだって。だから私も逃げずに戦おうと思ったんです」

と返す。

菜摘はそれだけ言うと、飯室に頭を下げ、

その場を去っていった。

 

 

 

輪島はいつもの通り、

西塚をたずさえ、キャバクラで酒を飲んでいた。

そこに飯室が「矢波高爆破事件のことでお話が」と言って現れた。

輪島にではなく、

西塚に話しがあるようだ。

西塚には、犯人隠避罪で逮捕状が出ていた。

その場で西塚に手錠をかけた飯室は、

次はあなたですよ、と輪島に言った。

 

 

 

トビオの10年後。罪を償ったトビオの今は?

トビオはウォーターサーバーの営業所で働いていた。

外回りから戻ると、上司にちょっといいかな…と呼び出される。

会議室で目の前に置かれたパソコンには

“最高の自首作戦”の際の画像が表示されている。

個人が特定できないように目を隠されてはいるものの、

トビオのことを知る人物であれば、

すぐにわかってしまうレベルの画像だった。

上司は、自分は少年院に入ってた人間を差別するつもりはないが、

社内では噂になってしまっている、

クライアントにも伝わったらまずいし…

と言葉を濁す。

トビオは自ら「わかりました。お世話になりました」

と頭を下げた。

 

ひとり暮らしをしている部屋に戻ったトビオは、

バイト情報誌で次の仕事を探している。

そのとき、非通知設定と表示された電話がかかってきた。

なんとその電話は、小坂からの電話だった…。

 

 

それぞれの10年後。トビオはこれからどう“生きる”?

トビオが小坂から指定された場所で待っていると、

そこに集まってきたのは、伊佐美とマルだった。

彼らもトビオと同じように、小坂に呼び出されたのだと言う。

そこに小坂が「10年ぶりの再開、うれしい人ー!?

と言って登場した。

 

10年振りに集まった4人は、

居酒屋で近況報告をし合っている。

伊佐美には、今宵との間に2人目の子供が生まれていた。

マルは、開業資金を貯め、

現在はキャバクラを2店舗経営。

そして話題はトビオに。

トビオは今アルバイトとして生計をたてている。

蓮子とももう会っていない。

自分に話題の矛先が向いたトビオは

「そんなことより」と話しを小坂にほうに流した。

質問待ってました、とばかりに小坂が意気揚々として

「芸人になろうと思う」と宣言。

すると立ち上がりそのネタを披露し始めた。

しかし、そこで伊佐美が

「そろそろ帰らないと…」と切り出した。

マルも「開店前に店に行かないとさ」と言う。

そして金(会計)って…と、伊佐美が言ったところで、

すかさずマルが「お会計しといたから」と。

そしてバッグの中から豪勢なご祝儀袋を取り出すと、小坂に渡す。

そこには“出所祝い”と書かれていた。

「ええの?!」と驚く小坂に、

「金ないんでしょ。パイセンには昔さんざん世話になったからさ」

とマルは当然のことのように返した。

そのマルの言葉にトビオは顔をゆがめて笑った。

同じように伊佐美が

「キャバクラの開店資金って言ってさ。それあんとき余ったパイセンの金だろ?」

と突っ込む。

マルは「え?」「ん?」ととぼけたような声を出して、

トビオたちのほうを見ようとはしない。

トビオと伊佐美は、とぼけてんじゃねぇよ、

こっちみろよ、と怒号をあげる。

しかし、小坂はそれを仲裁すると、

幸せそうなお前らの顔見られるだけでホンマ嬉しい、

と言って、その場を収めた。

 

微妙な空気になったところで、

伊佐美とマルが席を立った。

トビオにだけネタを見せてやる、と言って小坂はネタを始めた。

しかしトビオは「パイセンさ、何考えてんですか」と小坂のネタを遮った。

「人殺してんのにさ、なにを楽しそうにそんな夢なんか語ってんの?」

と言葉を投げかけた。

すると小坂は「生きてるんだからしゃーないだろ。10人殺して、親父に愛されてないことを知って、義理の兄弟殺して服役した俺の中に、今、何が残ってるか考えたら、笑いだけんだ」

と返す。

トビオは、小坂のその言葉に涙を流していた。

小坂が、トビオの中には何が残ってる?

と訊くと、涙をこらえながら

「俺の中に残っているのは…ときどき死にたくなる自分です」

と答える。

小坂はそれを聞くと

「そうか。たまーに死ぬたくなるのが、お前が生きてる証拠や」

と言うのだった…。

 

 

伊佐美は今宵(川栄李奈)のいる家へ帰ってきた。

みんな元気だった、でももう会わないかな…と話す伊佐美。

そう、と静かに頷いた今宵は、思い出したかのように

「今年も命日にご遺族に挨拶に行くでしょ?クリーニング出しておいたから」

と話しかける。

そのスーツを見た伊佐美は、サンキュ、と小さく笑う。

 

マルは自身の店で、サラリーマン客にドンペリを入れていた。

その様子を見たキャバクラ嬢が

「今月あの人5本目だけど、お金使わせすぎじゃない?」

とマルに声をかける。

マルは、あの人が望んでるならそれでいいの、

と言うと「お金は溶けて行くもんだからねぇ。それであの人が救われるならそれでいいじゃん」と続けるのだった。

 

 

蓮子との突然の再会!トビオと蓮子の関係は?

小坂と別れたトビオは、街中で蓮子と偶然再会。

蓮子とは少年院にいる頃、別れたきりだった。

「蓮子のことを好きになれたのは、あの事件があったからなんだ。俺、人殺したことと、蓮子のこと好きな気持ち切り離して考えられなくなってる。…大好きだけど、無理だ」

と告げると、

強い眼差しでトビオを見ながら、蓮子は涙を流していた。

 

蓮子は買い物の途中らしい。

そこでふと、蓮子のバッグについていた妊婦マークのキーホルダーにトビオは気づく。

なんと蓮子は妊娠二ヶ月だと言う。

ぎこちなく「おめでとう」とトビオが言うと、

蓮子は素直に「ありがとう」と返した。

それ以上の会話も続かず、

じゃあ、と別れた二人だったが、

蓮子が後ろからトビオのことを呼び止めた。

良かった。生きてて」そして「頑張ったね」と言って、

はにかんだ笑みを浮かべて、去っていった。

 

ひとりになったトビオ。

いつか望んでいた“そこそこ”の日常は、

永遠に手にすることはできない。

それでもこの先、俺は……と考えたところで、

大きな爆発音がして、あの時の事件がフラッシュバックする。

しかし…振り返ると子供の持っていた風船が割れただけだった。

再びトビオは歩き出そうとするが、

今度は目の前に市橋が現れた。

「もう楽になれ」とその市橋は言うと、

ナイフをトビオに手渡した。

そして「裏切りものが」と。

トビオはそのナイフを受け取ると、

手にしたナイフを恍惚とした表情で眺めながら、

それを自分のノドに突き刺した…。

しかし、すべては幻だった。

市橋もいなければナイフも持っていない。

自分のことを殺せもしない。

視線のさだまらないトビオは震えながら立ち上がると

“生きる。生き続けなきゃ”と自らに声をかけ、

頭をひとふるいすると、再び歩き出した…。

 

僕たちがやりました第10話最終話の感想!窪田正孝の演技に評価!

紆余曲折はあれど、今宵と幸せな家庭を築いた伊佐美。

彼はリトル伊佐美を復活させたいがために

被害者の家を回っていたが、それを今も続けているということだろう。

マルは予想通りのクズな大人に。

西塚の前から逃げた時に部室にあった金を持ち出し、成功者として成り上がった。

その2人の今が、トビオとの明暗をくっきりと分けて表現されている。

伊佐美には今宵がいたように、トビオも蓮子と寄り添えば、

“そこそこ”の人生があったかもしれないのに。

では伊佐美とマルと、トビオは何が違うのだろうか?

やはり、市橋の死はトビオにとって衝撃的で不可避な出来事だったのだと思う。

市橋の亡霊は、この10年間も、そしていつまでもトビオにつきまとい、

トビオが死にたくなるたびに、生きることを強要してくるのだろう。

それはこのドラマの“罪と罰”、

そして“命の重さ”を問うようなメッセージのようにも思った。

 

ドラマ開始当初は、トビオ演じる窪田正孝の年齢に賛否も集まった。

しかしこの10年後を描くにあたり、

そして俳優の力量としても彼がトビオで良かった、

と思う視聴者は多いだろう。

屋上での告白、そしてラストシーンの死を望む顔は、

彼にしかできない表現だったに違いない。

 

 

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