「この声をきみに」2話 あらすじネタバレ 片桐はいりのカタツムリが絶妙!

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NHK金曜夜10時の「この声をきみに」は、

初回から好評な滑り出しです。

今回、竹野内豊さん演じる穂波孝は、

佐久良(柴田恭平)と京子(麻生久美子)の行う朗読会に

思いがけず触れることになり衝撃を受けます。

朗読教室に行こうか迷う孝。

声優に憧れつつ、朗読教室の庭で右往左往する謎の若い女性。

朗読教室に結局加わるのですが、

論理的思考しかしない孝に講師陣は苦戦します。

素晴らしい朗読となった絵本も出てくる素敵な、この声をきみに第2話を詳しく見ていきましょう。

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孝、京子の声が忘れられない!

偶然、立ち寄った朗読教室

「灯火親(とうかしたしむ)」ですが、

前回、孝は「心の中のぽっかりを埋めてくれた。」と感涙します。

しかも、群読というスタイルだったのですが、

京子のしあわせを感じられた声だけが耳に残り仕事も手につきません。

心に沁みこんでくる京子の声をまた聴きたいと思う気持ちもあるのですが、

一方では「たかが朗読」という気持ちもまだあり、

朗読教室の庭先で戸惑うばかりで独り言が口をついて来ます。

 

 

そこで出くわしたのが、

謎の若い女性・実鈴(大原櫻子)。

夢を叶えたいけれどはっきりと進めない彼女もまた、

朗読を足掛かりにしたいと思っているわけですが、

覗き見するだけでドアを開けられません。

孝は、はっきりしない美鈴を一蹴。

見ず知らずの中年男性に怒られてしまい姿が見えなくなってしまいます。

 

https://twitter.com/ryuki_sakusaku/status/911353638559260672

グループ朗読で協調性がない孝!

そんな孝の噂話を教室内では、

佐久良と京子が偶然にもしています。

京子は「来るはずがない。」と決め込んでいるのですが、

もうその時すでに庭に孝はいたので

佐久良は孝が現れるのも時間の問題だと知っていたわけです。

佐久良は、そんな京子に対して孝が庭先にいることを内緒にして、

玄関先で出迎えたときにサプライズを体感させます。

 

一方、あまり良くない噂をされていた孝は、

そんなこともつゆ知らず現れますが、

教わる立場でありながら自分の考えばかりしか伝えません。

自己紹介すらしないというのですから、

朗読教室のメンバーもそれは一気に引いてしまうのが当然。

 

京子の声も、この前と全く違うと本人を前にして

とても失礼なことを相手の思いを考えずに無神経に告げます。

京子は、前回、孝と口げんかしたこともあり、

できれば佐久良にマンツーマンで指導をして欲しかったのですが、

佐久良はグループ指導を提案します。

 

案の定、詩を読み始めると屁理屈をつけて

まるで馬鹿にしたような言葉を吐きます。

予感が的中した京子は、

孝の協調性のなさに頭を悩ませるばかりか、怒りすら感じてしまいます。

「ふたりはともだち」を二人で朗読する!

その後、手持ちの本を持って朗読教室へ参加するのですが、

福島邦夫(杉本哲太)は「ふたりはともだち」を持っていました。

失礼なことに、冒頭から福島の朗読に

「カエルの擬人化か?!」と嘲笑するかのようなことばかりを

繰り返すのでその場の雰囲気は台無し。

そこで、京子は孝にも朗読をすることを提案します。

 

ここで面白いのが、二人が朗読の世界を実写化するシーンです。

冴えない孝で朗読教室に馴染もうとしないのに、

実写版に切り替わるととても板についているので、

微笑ましさすら感じずにいられません。

 

福島がカエルに、孝がガマに、かたつむりに泰代(片桐はいり)。

そもそも、個性的な俳優陣が登場するドラマですので、

それだけでも見ごたえがあるのですが実写化もとても面白く見られました。

特に、片桐はいりさんのかたつむりは、絶妙。

 

もうそこには、童話を馬鹿にした孝の横柄な態度はありません。

手紙を待つ気持ちは、孝自身もあるからでしょう。

離婚へ向けて動き出しているため妻・奈緒(ミムラ)と子供たちとは離れて暮らしています。

「パパにお手紙書くよ。」という息子の言葉に、

時折、郵便受けを期待してみる孝。

「ふたりはともだち」のガマの気持ちに重なっていたとしてもおかしくありません。

 

「ふたりはともだち」の素晴らしい文章

アーノルド・ローベル 作
三木 卓       訳
文化出版局1972年11月10日 第一刷発行

40年以上前の絵本でありながら、現在でもこの絵本は教科書にも掲載されています。

 

第2話でカギとなったのが、二人の会話です。

「手紙は来ないよ」というガマくんに、

「きっと来る」と答えるカエルくん。

「だってぼくがきみにてがみ だしたんだもの。」

ガマくんに、カエルくんは手紙の内容を伝えます。

『しんあいなる ガマガエルくん。
ぼくは きみが ぼくの しんゆうで ある ことをうれしく おもっています。
きみのしんゆう カエル』

 

本当に心が温かくなる言葉ですね。

現実にありえないことでも、あったらどうなるだろうと

想像をするだけでもとても素敵なことです。

それが絵本の世界ですよね。

機会があれば、ぜひ読んでみたいものです。

論理的に考える孝は、すんなり朗読後受け止めないのですが、

朗読中は確かに感じるものがありました。

 

今後の孝の変化に期待したい!

朗読を通じて、これまで妻子の気持ちにすら気づかない、

大学での講師も全く面白味がない孝ですが、

今後、心の機微に触れることができるようになるでしょう。

個性豊かな教室のメンバーも見応えがあり

より展開を期待させてくれているのは確かです。

まとめ

「この声をきみに」第2話では、孝が自ら朗読教室へ向かうことになりました。

それだけでも大きな前進です。

離婚問題は孝にとってこれからも一筋縄ではない面が出てくるでしょう。

しかし、朗読によってこれまで気がつかなかった

心の深い部分まで気づけるようになれば、

再び家族の絆を取り戻せるような気もします。

朗読の題材に取り上げられている詩や絵本も、毎回楽しみです。

大人向けのセンスあるドラマでこうして子ども向けの絵本が登場することも、とても斬新ですね。

ぜひ、まだご覧になっていない方にもおすすめしたいドラマです。

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