今秋放送開始「トットちゃん」に出演の、松下奈緒さん。
ヒロイン“トットちゃん(黒柳徹子さん)” の母である、東京の音楽学校で声楽を学んでいた女優にスカウトされる程に美しい“黒柳朝”の役柄にピッタリの、才女です。
役としてだけでなく、ご本人も音楽大学を卒業され、女優・ピアニスト・作曲家・歌手として多方面で大活躍の、松下奈緒さん。
その中でもおすすめの出演作品を紹介します。
松下奈緒 出演ドラマおすすめ5選
トットちゃん!(2017年10月/テレビ朝日)
主人公黒柳徹子の母、黒柳朝として出演しています。
音楽家としての才能と美しさが遺憾なく発揮される、今秋期待を集める作品です。
山本耕史さん演じる徹子の父“黒柳守綱”は、プロのバイオリニスト。
守綱がコンサートマスターを務める帝都交響楽団主催の第九演奏会で出会い、既に決まっていたお見合いを蹴って同居を始めるエピソードから、2人の生活が始まります。
歌手として活躍する松下さんだからこそコメディタッチに演じることができる、歌唱練習の歌声も貴重なワンシーンだと思います。
『#トットちゃん!』10月2日スタート
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母の朝役を松下奈緒が、バイオリニストの父役を山本耕史が演じます。https://t.co/tKEHQXFUMt— ハフポスト日本版 (@HuffPostJapan) October 1, 2017
ゲゲゲの女房(2010年/NHK)
「第19回橋田・新人賞」を受賞した、代表作といっても過言ではない作品です。
漫画家“水木しげる”の妻、布美枝さんを演じました。
貧乏生活の中でも根気強く気丈に家族を支える、夫の成功を信じ続ける妻・家庭を切り盛りする2児の母としての存在感が光ります。
当時の週刊誌に語ったプロデューサーの話によると、「かすかな表情の変化や立ち居振る舞いだけでじんわりと『いいな』と感じさせるような女優でなければならない。
それに松下さんはぴったりだったのです」とのこと。
後に、松下さん自身がドラマ主題歌「ありがとう」をピアノでカバー、コンサートツアーでは「ゲゲゲの女房」にゆかりある各地をめぐるなど、お芝居でも音楽でも注目の一作です。
【なつかしの番組】「連続テレビ小説 ゲゲゲの女房」(2010年)~ #大杉漣 特集~漫画家・水木しげるの妻・武良布枝さんの自伝『 #ゲゲゲの女房 』に基くドラマ。大杉さんは、妻・布美枝( #松下奈緒 )の父親・飯田源兵衛を熱演! https://t.co/0y05lsf7Ss
— NHKアーカイブス (@nhk_archives) September 13, 2017
早海さんと呼ばれる日(2012年/フジテレビ)
井ノ原快彦さん演じる“早海恭一”の妻、優梨子を演じています。
値段を見ずに買い物をしたり灯油の入れ方も知らなかったりするようなお嬢様から早海家4人兄弟+父を支える肝っ玉嫁に成長していく様子が楽しい作品です。
おもちゃメーカーの企画部でヒット商品を出したり、家庭に入った後もクライアントから担当者として指名されたりとデキる女性の優梨子の姿に、女優・音楽家にとマルチな才能あふれる松下さんの活躍ぶりが重なります。
また、劇中曲を書き下ろしていて、ご自身が手掛けるCD『for me』では、メドレーにした「Thank you for all ~早海さんと呼ばれる日~」として発表。松下さんの才能を存分に堪能できる一作です。
井ノ原快彦と松下奈緒の主演ドラマの、早海さんと呼ばれる日も好きだった pic.twitter.com/TGAdS7aBKk
— しゃもん (@10hs1) June 27, 2015
二十四の瞳(2013年/テレビ朝日)
壺井栄の小説「二十四の瞳」を原作とする、戦中の女性と子供たちを描いた作品です。
映画・テレビドラマ・テレビアニメと何度もリメイクされる名作に、主人公の女性教師、大石久子として参加しています。
着物姿が一般的な当時に洋服姿で自転車を颯爽と乗りこなすハイカラな“おなご先生”の印象が、都会的で洗練された松下さんのイメージと重なります。
公開当時のニュースによると、「大石先生は私が理想とする教師像に重なります。怒られることがうれしくなるような先生を目指して、今の時代が忘れかけた思いや生き方を、この作品で思い出していただけたらと思っています」と意気込みを見せていた松下さん。
小学校の先生といえばオルガン演奏ですが、音楽を手掛ける松下さんの姿も印象に残ります。戦時中の統制下に響くオルガンと子供たちの歌声が切なく、涙する方も多いのではないでしょうか。
松下奈緒版の「二十四の瞳」で涙ダダ漏れ中。 pic.twitter.com/QM04Nt6dR9
— maru (@maru314) August 29, 2013
タイヨウのうた(2006年/TBS)
松下さんがベトナム版「タイヨウの歌」に出演し、世界デビューを果たした作品です。
色素性乾皮症を抱える主人公“雨音薫”が憧れる有名歌手、橘麻美を演じています。
作曲に歌にと大活躍の松下さんならではの役柄だと思います。
山田孝之さん演じる“藤代孝治”を中心とした沢尻エリカさん演じる主人公との敵対関係ではキーパーソンとなっていて、ストーリーを引っ張る重要な役どころが魅力的です。
ベトナム版でも同じく、橘麻美役として出演。
日本と世界を繋ぐ架け橋となった一作といっても過言ではないと思います。
が~るズ通信 : 松下奈緒 海外ドラマ「タイヨウのうた」出演で世界デビュー(画像あり) http://t.co/HbCUTE95Vr pic.twitter.com/2iIZst40CG
— が~るズ通信 (@dokujochnnel) March 28, 2015
まとめ
女優として、また歌手やピアニストとして、マルチに活躍される松下奈緒さん。
高校在学中にモデル事務所主催のコンテストでグランプリを受賞後、モデルとしても活動されていたことも、記憶に新しいと思います。
才能も美貌も兼ね備えた松下さんが出演された数々の作品の中でも、音楽との絡みに絞った5選です。
今秋公開のドラマ「トットちゃん」でも、黒柳徹子さんの母として音楽の才能を発揮されると期待しています。