「おんな城主 直虎」40話 菅田将暉の『投げ草履』は無礼?実は本当にあった!

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「おんな城主 直虎」第40話は、万千代(菅田将暉)が草履番として奮闘する姿が見られました。

一方、納得の行かない母・しの(貫地谷しほり)は、何とかして虎松をいさめるように直虎(柴咲コウ)に懇願します。

今回は、草履番の秘策が奇想天外なものだったのですが、実際に行われていたのか!?と史実を照らし合わせてみました。

ドラマの展開も少し合わせてお伝えしていきます。

 

万千代、草履番で苦労するも秘策をひらめく!

 

万千代は、万福(井之脇海)と共に徳川の元で草履番を仰せつかったのですが、思うように人を覚えられずに苦労の連続です。

しのからも頼まれいさめるために万千代のところへ出向いた直虎ですが、「もう殿でもない!百姓ではないか」と意を介さない万千代。

 

草履番として悪戦苦闘している姿を見た直虎は、家康との対面後に帰り際、草履に名札を付けるよりも、名札を草履の棚に貼る方が良いと提案します。

そのときに、万福に糊を渡してもらうように頼むと、棚の上を滑らせて手元に到着する動作だったのでその素早さを見てヒラメキます。

草履番として控えているのは、段差のある位置からかなり離れていますが、人が来るたびにまるで手裏剣のように草履を片方ずつ飛ばすという秘策!

揃えるのには揃うものの、ちょっと目上の方に失礼では?とも思える動作ですが、異を唱える者もいません。

それどころか、この姿を見て家康(阿部サダヲ)はべた褒めして無事に草履番のお役から晴れて抜け出せる希望も出てきます。

『投げ草履』は、実際に行われていた!

目上の方に対して、草履を投げるのはどうも無礼極まりない感じを持ってしまいますよね。

確かに、草履がぴったりと目の前に揃って並ぶのは、ビジュアルでは面白さもありますが、これはドラマを魅せるための手法ではないかと思いました。

 

気になって調べてみると、実は、投げ草履は実際に行われていたことが分かりました。

身分の低い者が身分の高い者の側へ容易に近づくことが、失礼になると考えられていてやや離れた位置から草履を投げて揃える行為の方が良いと認めていたそうです。

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草履取りはこう行われていた!

 

「江戸の武士の朝から晩まで」 という本には、江戸の日常が書かれています。

草履といって思い出すのは、誰もが秀吉を真っ先に挙げるでしょう。

それほど、草履番というのは身分が低いものの扱いしだいでは重要な役割を果たすきっかけになるのが分かります。

履物を扱わせるというのは、身分が低い者がするというだけではなく、その扱い方次第でどれだけ忠誠心を尽くしているかも判断しやすかったのでしょう。

武士が座敷にあがるとたくさんの草履が並びます。

どれが誰の草履か分からなくなるわけですよね。

草履取りと呼ばれる者は、主人の草履の裏を中にして懐中に入れて待っているのが普通でした。

 

 

禅の言葉で『脚下照顧』

“他人の批判をする前に、自分の過去の言動を見つめ直してよく考えるべきであるという自己反省の教え。
または、身近なことこそ気をつけるべきという戒め。
「脚下」は足もとのこと。
「照顧」は反省することや、しっかりと見ること。
もとは禅宗の言葉。
※四字熟語オンラインより引用しています。“

 

脚下照顧という禅の言葉がありますが、足元を見ることは自分自身を見つめ直すこととしてとても重要なことだというのが分かります。

江戸時代でも仕える者の務めとして草履はどれだけ大事に扱うかがポイントだったかというのも頷けます。

帰り際に、玄関で誰の草履取りと呼ばれて初めて、上がり框から約1m離れた位置から足もとへ草履を投げて揃えたらしいです。

草履を揃える投げ方をすれば、主人の株も上がると言われており、草履取りの練習を欠かさなかったそうです。

万千代の投げ草履は、かなり離れていたように見えましたね?

万千代のその気合いの入った表情と草履が良い位置でピタリ!と止まるのも面白かったです。

下駄箱をDIYしていた万千代

 

あまりに、草履がたくさんあって悩んでいた万千代は、投げ草履をひらめく前に下駄箱をDIYしていました。

現在では当たり前の下駄箱も、江戸時代にはこうして大勢の武士が集まる場所にはなかったのかと思いました。

あって当たり前の今の暮らしから見ると、不便さを何とか改善させようと頭をひねっていた万千代の発想が、実はすごい気づきだったのかもしれませんね。

直虎、家康と2回目の対面で相通じるもの!

万千代をいさめに行った直虎ですが、玄関先の騒ぎを聞いて駆け付けたのが家康でした。

万千代は「ただの百姓」だと家康に申し出しますが、「お前は、ワシに指図をするのか!」
と言われそのまま直虎を奥へ通します。

 

直虎は、「つぶれた家だからこそ、信じてもらえる。」
「井伊を再興しない。」と胸の内を伝えます。

 

万千代を井伊の者として引き抜いたその真意に迫ります。

井伊を助けたかったこと、瀬名の願いを叶えたかったこともあるものの、もっとも大きな理由は、万千代を武将として育てるためだと言います。

「井伊家の遺児」としての方が松下の跡取りとするよりも叩かれるほどに奮い立つ性分を活かしたかったわけですね。

後に「徳川四天王」として活躍する井伊直政となるわけですが、家康には先見の明がすでにあったのです。

直虎にとってもこの上ない言葉でした。

松下家に行ってその経緯を意志が固く無理だったとだけ伝えます。

まとめ

 

今回の「おんな城主直虎」も万千代が主役となった第40話となりました。

草履を投げるシーンは、いかにも漫画チックだと思われた方もいたでしょうが、史実を知るとこの振る舞いが行なわれていたわけです。

草履の扱い一つをみても、ここまで苦心をして「日本一の草履番」を実現した万千代ですから、家康もさらに試練を与えて行くでしょうね。

 

 

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