民衆の敵3話 篠原涼子が調べる3つの社会問題とは?

2017/10/23(月)から放送開始の、ママをはじめとした女性たちの注目を集める「民衆の敵〜世の中、おかしくないですか!?〜」。

主婦市会議員・佐藤智子(篠原涼子)が今話題となっている社会問題に向き合うドラマです。

第3話(11/6放送)では、介護・子育てをテーマに智子議員が走り回ります。

ざっくばらんな智子とは正反対の政治家一家出身エリート議員・藤堂誠(高橋一生)が、社会の仕組みを教えながら一緒に行動することで、智子の力になってくれます。

智子議員=自分と置き換えて、知らなかったり何となくわかっているつもりの社会現象を分かりやすく理解することができました。

今回のテーマとなった、3つの問題を紹介したいと思います。

 

「民衆の敵」動画1話 無料で見逃し!確実に視聴できる方法を2つ紹介します。

2017.10.27

 

貧困家庭で起こる「ネグレクト」

今回は、小川裕子(安藤玉恵)さん・かのんちゃん(白鳥玉季)親子にまつわるエピソードを中心に、話が展開します。

母・裕子は、シングルマザーとして仕事を掛け持ちしながら子ども・かのんを育てています。

仕事を掛け持ちしている理由は、元夫が作った借金返済のためです。

まず、ひとつめに、いくつも仕事をしている裕子には、子どもと一緒にいる時間がありません。

子どもにかける時間が少ないということは、目が行き届かないということ。

ドラマで描かれるかのんは、不潔な身なり・コンビニで万引きするほどの空腹などの特徴があり、厚生労働省が定義するところの<ネグレクト(育児放棄)>に当たります。

ふたつめに、かのんは夜間に一人で寂しいからか、夜11時を過ぎてもコンビニで立ち読みしたり、繁華街を歩いて時間をつぶしています。ネグレクトされている子どもは<放置子>と呼ばれるそうです。

今の風潮は、「貧困は自己責任」です。

したがって、困っている子どもに手を差し伸べないのが<普通の大人としての態度>です。そこに疑問が投げかけられます。

智子が子どもを顧みない親の元に育ったことは、第1話の選挙活動で判明しています。

第3話では、幼少時智子がどのようにして育ったか?が明かされます。

夜帰ってこない親を待ち続けて街をふらついていた智子。

近所の飲み屋に集まるおじさん達が「ラーメン、食べてくか?」と声をかけてくれ、社会で育ててもらったそうです。

困っているときに助けてもらえる。

これが「地域のセイフティネット」だと藤堂議員に教わります。

新聞記者をしている保育園のママ友・平田和美(石田ゆり子)は、「もう無理!助けて!」と声をあげられる環境こそが「地域のセイフティネット」なのだと語りました。

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冤罪事件の加害者が経験した「介護離職」

夜中に独りぼっちでふらついているかのんを助けたのは、若い男性でした。

今井一馬(渋谷謙人)さんは、夜中にかのんを家に入れ、一緒に遊ぶ=<放置子を保護>したばかりに、誘拐の疑いで逮捕されてしまいます。

一見、市議会議員とは無関係のような一件ですが、それを智子議員に結び付けたのが近所のおばあちゃん・富子さん(梅沢昌代)です。

「あの子はそんなことをする子ではないから、調べてほしい」

その気持ちが、「幸せになりましょう!」をスローガンとする智子議員の心を動かしたわけです。

今井一馬(渋谷謙人)さんは、一度東京で就職。就職後に母親が若年性認知症を発症し、介護のために仕事を辞めてあおば市に戻ってきました。

家族の介護をするために仕事を辞めることを<介護離職>といいます。

ドラマで描かれる一馬の見た感じは、20代半ば。前途ある若者です。

古くから一馬を知る富子さんたちおばあちゃん以外の目には、汚い身なりをしてフラフラしている不審者に映ったのでしょう。

「不審者が小さい女の子と歩いている」と通報されてしまったわけです。

今の日本では、正社員の立場を降りると正社員として復帰しにくく、介護される方を看取った後に残るのは、無職の大人です。

高齢化社会の今、避けては通れない問題となっています。

学校で教える「知っている人以外に挨拶をしない」

冤罪事件を調べるうちに知ったのが「挨拶」。

かのんのことを聞こうと、学校前で小学生に話しかける智子議員。

門番をしている学校関係者に「保護者でなければ、話しかけないように」と注意されます。

「おはようと言われても、子ども達は挨拶を返さない。学校で挨拶を教えているのか?」と憤る智子議員に、「知っている人以外とは、話してはいけないと教えています」と、学校関係者は答えます。

「大人はみんな、不審者ですか!」という智子の言葉に、昔と今の子育て環境の違いを実感したママは多いのではないでしょうか。

まとめ

世の中で大きく取り上げられる問題をテーマとした社会派ドラマ。

ご自身も主婦としてママとして仕事も両立されている篠原涼子さんならではのリアル感が満載の、第3話です。

今回の事件をきっかけに、動画配信サイトで飾らない人柄に支持を集め始めた智子議員。

その動画とコメントを見ながら意味深な笑顔を見せる犬崎和久(古田新太)。大物政治家と新人議員の対決となるのか、今後の展開が楽しみになりそうです。

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