「トドメの接吻」1話 旺太郎の二面性と死のループとの因果関係を考察

 

放送前から全てが謎に包まれていた今作ですが、冒頭から旺太郎のトラウマになっている12年前のクルーズ船の沈没事故の描写から始まり、過去に並樹家とわずかなつながりがあったこともわかりました。

 

行方不明になった弟と、旺太郎が船内で助けた謎の少女、死傷者が出たために懲役5年を課せられた父親との確執、尊氏と美尊が血縁関係にない事実など、初回とは思えないほど色々な謎が一気に明かされるという意外な展開になりました。

 

今回は旺太郎の闇の部分と、キスして殺されるという死のループがメインでしたが、その合間に旺太郎が馬の暴走に巻き込まれたり、歩道橋から突き落とされるという事故があり、ネット上では、すでに「キス女ではない新たな殺人者が旺太郎の命を狙っている」という説も出てきています。

 

いずれ殺される運命にある旺太郎は自業自得なのか?キス女の目的は、本当に旺太郎を殺すことなのか?など、まだまだ疑問が残りますが、今回は旺太郎の二面性と死のループとの因果関係について考察してみたいと思います。

トドメの接吻1話見逃した方に
トドメの接吻1話の動画はこちらから無料で視聴できます!⇩⇩

トドメの接吻 動画1話 見逃した方に完全無料で視聴する方法あります!

2018.01.07

イケメンホスト・エイトの二面性

ホストクラブ「ナルキッソス」のNo1ホストのエイトは、人当たりがよく、見た目とホスト特有の歯の浮くような台詞で女性を次々虜にしていきます。

ですが、これは完璧な営業スマイルとセールストークでしかなく、美尊にも「安い愛ね」と言われているように、旺太郎としての本質が見抜かれているような気がします。

店の外でのエイトは、ターゲットの客に番号をつけ、”金づる”と呼び、ありとあらゆる手段でお金を巻き上げています。

プレゼントされた高級時計はオークションで売り、自宅で札束を数える姿は、まさに”ゲス男”です。

 

「愛なんて求めるから、人は不幸になる。必要なのは愛なんかじゃない。本当に必要なのは目に見える確かなものだ。愛なんか捨ててしまえば、いくらでも幸せになれる。キスなんて所詮ただの道具だ。偽りの愛を振りまいて、オレは成り上がる」

 

旺太郎の本音は、このモノローグに全て凝縮されていると思います。

 

客の中には、自分だけが特別ではないとわかっている女社長もいますが、それでもエイトに貢ぐのをやめないのは、黒い部分を差し引いても彼にそれだけの価値を見出しているからかもしれません。

 

この手段を選ばないやり方に反感を持っているホスト達も多く、旺太郎をセブン時代から慕っていた和馬でさえ、「てっきり女に刺されて死んだのかと思ってました」と言うほどです。

うまく立ち回っているように見えた旺太郎ですが、前の職場を出禁になっているあたり、ちょっと詰めが甘いような気がします。

また、金に執着する理由も自分のためではなく、父親に課せられた3億円の賠償金を肩代わりしているためだったということが明らかになりました。

旺太郎自身は手切れ金だと言い張っていましたが、家族を見捨てないところは、彼なりの優しさなのかもしれません。

あるいは弟が行方不明になったのは、自分が船に忍び込もうと誘ったせいだという罪悪感から、贖罪の意味で協力しているとも考えられます。

他にも、歩道橋から車にはねられた少年と泣き崩れる母親の姿を見て、少し切なそうな顔をしたり、タイムリープをして自分の代わりにキス女が少年を助けた時には、素直にお礼を言う場面もありました。

いずれにしても、旺太郎にはちゃんと人を想う心も存在しているので、本質的にはそこまでゲス人間ではなさそうです。

スポンサーリンク

 

死のループの法則

 

旺太郎の死のループの原因である、”キスで殺される”という現象は突然起こったように見えましたが、キス女が現れるまでにいくつか伏線がありました。

17日の夜、女社長と会っていた時「あんまり女を泣かせると、キスで殺されるわよ」という台詞と共に、ある女(後に小暮いさ子という女性と判明)が男に嫉妬して、唇に毒を塗って殺したという事件のことが語られました。

この時は「僕だってキスで君を殺せるよ」と冗談めかして、真剣に受け止めていませんでした。

そして、街で和馬と再会した時にも、「刺されるくらいならキスで殺されたほうがマシだ」と答えています。

一度戻った時には、この失言が原因で不運を招いたのだと考えて行動を変えますが、結局はキス女に遭遇し殺されるはめになるので、現時点ではあまり効果が現れていません。

ですが、2度目のループでそのからくりに気づき、自分の都合のいいように周りの行動も操作していきます。

こういう不運さえもチャンスに変えてしまう才能が、No1ホストの所以かもしれません。

ここで、死のループのスパンについて確認したいと思います。

1度目、2度目は24日に殺され、7日前の17日に戻りました。

そして、3回目の24日を迎えた時はキス女から逃げ切れたので、そのまま31日まで時間は進みます。

そして、年をまたぐ瞬間に殺され、今度は7日前の24日に戻ります。

そして2度目の31日の時点で、キス女と再会するというところで終わりました。

旺太郎の行動次第で、7日間を乗り切り、8日目を迎えることは可能とわかりましたが、日付は進んでも、スパンは必ず7日間になっています。

この7という数字に注目した時、キリスト教の”七つの大罪”が思い浮かびます。

これは人を死に至らしめる七つの欲望のことで、「傲慢」「貪欲」「邪淫」「憤怒」「貪食」「嫉妬」「怠惰」がその中身です。

これがセブン時代の業だと考えると、ホストとしての旺太郎の言動と、死の危機に直面しているという状況がぴったり当てはまる気がします。

 

他にも1925年にマハトマ・ガンディーが提唱した”七つの社会的罪”という概念があり、「理念なき政治」「労働なき富」「良心なき快楽」「人格なき学識」「道徳なき商業」「人間性なき科学」「献身なき信仰」がその内容ですが、特に労働なき富・良心なき
快楽・道徳なき商業の部分は、ゲスなエイトを象徴しているように思えました。

 

旺太郎の源氏名である”セブン”と”エイト”も、単純に渡り歩いた店の数ではなく、死のループと関連付けているのかもしれません。

旺太郎がしきりに「セブンじゃなく、エイトだ」と言うのも、死のループの先にある希望を意味しているように感じました。

トドメの接吻1話見逃した方に
トドメの接吻1話の動画はこちらから無料で視聴できます!⇩⇩

トドメの接吻 動画1話 見逃した方に完全無料で視聴する方法あります!

2018.01.07

まとめ

今回は序盤からタイムリープしすぎて、時間の流れを追いかけるのが大変なくらい、怒涛の展開でした。

随所に深読みできそうな伏線が張られていて、視聴者が色々想像しながら楽しめる構成になっていると感じました。

キス女の「まだ生きてたんだ」という意味深発言の続きが気になりますが、次回はさらに不可解な言動で旺太郎を振り回すようなので、今後のキス女の動向にも要注目です。

スポンサーリンク