日本テレビ系でドラマ「もみ消して冬 ~わが家の問題なかったことに~」がスタートして、平均視聴率は13.3%と高い数値をたたき出しています。
2回目の放送を終えて、早くも山田涼介の演技が話題になっています。
タイトルから想像すると何となくシリアスな正統派ドラマだと思っている方もいるでしょう。
確かに「冬」というキーワードが含まれているだけに、何か相当重い過去を背負っているかのような印象すら受けますね。
実際に、どんなドラマで山田涼介の演技がなぜ話題になっているのか注目してみました。
イケメンとして人気が高い彼の新境地を開拓したドラマとも言えるでしょう。
もみ消して冬どんなドラマ?
https://twitter.com/karenJohnnys/status/951933950527549440
このドラマは、外科医の兄、弁護士の姉、警察官の弟と華麗なる職歴の3兄弟が、一家の危機を解決して行くコメディの要素を含んでいます。
外科医の兄・博文を演じるのが、小澤征悦。
姉の知晶を演じるのが、波瑠。
そして、弟・秀作を演じるのが山田涼介。
強烈すぎる兄と姉を演じるお二方も、これまでにはない演技で魅了されます。
正統派な演技をされる小沢さんも、今回のドラマでは保身のために必死な医師を上手く演じておられますね。
また、波瑠さんもどちらかといえば、甘く頼りなさそうな女性らしい役柄もこれまで多かったのですが、今回はクールで頭脳派の姉で弟をコマのように動かしています。
優秀すぎる兄と姉は、エリート街道を走り抜けて来た人生を持っているものの、弟にはエリートの雰囲気はあまりしない設定になっています。
幼いころからそんな頼りなさを持っている自分に嫌気がさして、家出を試みることもあった秀作。
警察官なのに、兄と姉が問題を家の問題を解決するために、破天荒なアイデアを思いつき、それを実践させるのは弟任せのところがあるのが面白さを増します。
山田涼介の顔の巧みな演技で好評
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— 山田みるきー (@Yamachine_0109) January 20, 2018
このドラマは、正しいことを守ることが当然の使命と信じる秀作に、次々と犯罪行為をさせてまで家の問題をくぐり抜けます。
第1回では、父親の女性問題が発覚して、その証拠写真を不倫相手の女性のスマホから消去するために、病院内に変装して忍び込みスマホを盗みました。
盗んだだけではなく、何と海へ投げてしまわざるを得なかったという彼の演技そもものも、笑えます。
もみ消し1話だけで
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このときの、山田涼介の頼りないようにもある顔の表情が視聴者を惹きつけました。
人のスマホを勝手に盗んで、データを消去するなんて、考えてみれば古典的なやり方ですよね。
ありえないしつけに挑戦する秀作が面白い
https://twitter.com/momikesi_ntv/status/954637584843522048
第2回では、兄の不手際で院長の大事な愛犬が居なくなることになってしまったために、その犬の身代わりを見つけて来るストーリーでした。
今回のもみ消し作戦は犬の替え玉!? 山田涼介主演『もみ消して冬』第2話あらすじ https://t.co/mtaVZpsfRp #山田涼介 #もみ冬 #HeySayJUMP pic.twitter.com/LdON2F2CMz
— music.jp (@musicjp_mti) January 19, 2018
そもそも、身代わりの犬が見つかったとしても、いくら血統証のある兄弟犬でも同じように行動するとは限らないですよね(笑)。
この時、見つけて来た犬に院長の愛犬ジョンの名前を覚え込ませようと、しつけをする秀作。
「伏せ」を教える姿も涙ぐましかった反面、犬のことをあまり知らないままにしつけようとしているのが、見て取れました。
身代わりに仕立てられた犬にとっても迷惑な話で、いきなり「ジョン!」と呼ばれてもジョンじゃないのだから、暴れまわって当然だと思いませんか?
そこを承知の上でも、一生懸命にしつけに挑む彼のまじめな表情にも魅了されてしまいました。
ドラマは、秀作の視点で語られるので、問題を解決するための葛藤や決意がありありとわかるのもこのドラマのコメディタッチの雰囲気を後押ししています。
コメディタッチの演出である反面、秀作のコンプレックスは意外と重いものがあるのかもしれません。
演出や手法が成功して山田涼介の魅力を引き出す
https://twitter.com/jumploverun/status/952180909305819143
「火曜サスペンス劇場」のBGMが何度も流れる演出。
笑ってしまう定番の演出だけど、それなりに面白さを感じてみてしまいます。
山田涼介の顔の表情が可愛くなったり、悩ましく思えたり、あるときは、色気を見せようとしたりとコメディの要素も充分満喫できます。
山田涼介のファンは、もちろんですが、彼を知らなかったという方も演技の面白さや顔の表情に魅了されています。
心のうちをナレーションが語るという手法もマッチしていますね。
下手をするとこういった手法では、飽きが来ることもあるのですが、山田涼介ならではの魅力でそれをいい方向に持って行っている気がしますね。
まとめ
彼自身も、これまではクールでいじられないイメージがあったらしいですが、そのイメージを一気に払拭して新しい境地を切り開いているのが頷けます。
確かに「わが家の問題なかったことに」というサブタイトルがついているので、事件を毎回、解決して行く中心人物が秀作の大きな役割でしょう。
これからの展開も目が離せませんね。
早くも、気になっているのは彼が飼っている心の友「プラトン」がいなくなっていること。
第2回で愛犬となってくれる設定になったジョンは一緒に暮らせるようになり、今後も何か貢献してくれるのではないかとも思います。
これも、第3回の鍵となっているのかもしれません。
今後の彼の演技に期待を込めたいです。