大河ドラマ「西郷どん」も順調な滑り出しです。
西郷吉之助を演じる鈴木亮平さんの役者魂!を感じるのが、2月4日放送の相撲のシーン。
あれほどに肉体改造をされているとは?驚きです。
胸板の厚さに見とれた女性も多いでしょう!
それと共に、毎回、ドラマは面白い展開なのに薩摩弁が理解できないという視聴者もいらっしゃいます。
今回は、薩摩弁指導の裏側、覚えておきたい薩摩弁の基礎をご紹介しますので、薩摩弁が分からないために苦労している方も参考になさっていただければ幸いです。
目次
薩摩弁の指導者は?あの俳優さんだった
薩摩ことば指導の田上晃吉さんは、鹿児島ユナイテッドFCの炎のDF&MF田上裕選手のお兄さんです! #西郷どん pic.twitter.com/0TFCzH6Xnl
— いぶおや (@IbusukiOyako) January 7, 2018
「西郷どん」は、当然ですが薩摩弁の台詞がメインですね。
1対1の台詞であれば、何となく想像だけで手応えがありますが、複数の俳優陣の会話になると、何ひとつ分かりづらいって言う方も多いようです。
薩摩弁が分からないというのは、それだけリアルな方言が話せていることの証。

初めてNHK大河ドラマ「西郷どん」を観ました(^_^)薩摩弁、ボクにはバッチリ分かりますとっても丁寧に話されている印象・・・でもやっぱり分からないのでしょうね~県外の方々にはこのニュアンスが(*^^*)
— Takafumi KIKUMURA (@kicktakt) February 4, 2018
やっと西郷どんリアタイしてます。薩摩弁が聞き取れないのでは、と思い字幕を出しながら見ていますが、始まって間もないのか、あまり素朴な感じがしない気が(^_^;)
しかも薩摩なのに、なぜかキャバリア犬かな?抱っこしてるし(^_^;)— ハシコ (@hashiko0815) February 4, 2018
キニ速 : 「西郷どん」の薩摩弁、何て言っているのかわからないから字幕で見たろ! → https://t.co/c4ebsCmN9p pic.twitter.com/rzH8l6HqEs
— キニ速 気になる速報 (@kinisoku) January 8, 2018
「真田丸」で注目された迫田孝也さん
毎回、大河ドラマで方言指導が誰なのかが流れて来ますが、今回、見つけたのが迫田孝也さん。
どこかで見かけた名前だと思った方も少なくないでしょう。
信繁(堺雅人)の右腕として活躍した家臣・矢沢三十郎頼幸を好演されていたのは、記憶に新しいでしょう。
その迫田さんは、鹿児島の出身で今回、方言指導に抜擢されました。
ちなみに西郷どんの薩摩言葉の指導役は真田丸で源次郎の腹心だった矢沢三十郎を演じた迫田孝也さんです pic.twitter.com/jO92I9QAsQ
— B055gogo69マリモ (@borgsphere2001) January 7, 2018
田上晃吉さんも「篤姫」に出演していた!
田上さんも大河ドラマ「篤姫」で薩摩藩士を演じた経験があり、同じく大河ドラマ「龍馬伝」でも出演者に対して薩摩弁の指導をされた経験もあり、今回も採用されたそうです。
【鹿児島出身】迫田孝也&田上晃吉、『西郷どん』薩摩ことば指導の苦労話https://t.co/YG6vQFP2a1
大村崑が“おはん”を“おまはん”と言ってしまったときがあったそうで、「大先輩だしちょっと困りました」と語った。 pic.twitter.com/hPoB1utqGb
— ライブドアニュース (@livedoornews) January 7, 2018
薩摩弁指導の裏側はこうだ!
こんな風に俳優二人による薩摩弁の指導が徹底されているおかげで、視聴者にとってはわかりにくい、難解!な薩摩弁がリアルなわけです。
台詞は、彼らによりほぼすべてを薩摩弁に修正がされ、速度の違う2種類を録音していく準備から始まるそうです。
音源を配布して俳優さんたちが、まずは速度の遅い方から耳に慣れさせてから、普通の速度で自然な会話をマスターしてもらう仕組み。
彼らの指導は、イントネーションを正すだけではなく、それぞれの俳優さんの話したいポイントを尊重しているらしいです。
生粋の薩摩弁だからこそ、視聴者によりリアルな印象を与えています。
西郷どん 薩摩弁が分からない!
鈴木亮平さん演じる西郷吉之助も、鹿児島出身かと思えるように生のリアルな薩摩弁を駆使していますね!
上手くいかないことを上へ直訴するとき、仲間に訴えるときには、もっと難解に聞こえてしまうものです。
大河ドラマの西郷どんの影響で鈴木亮平にハマってるなう
この人まじでかっこいいし、俳優魂すごいね!!
絶対慣れない薩摩弁であんなに熱演できるなんて…
俺もあんな34歳になりてぇ… pic.twitter.com/px5qSJ0ZUL— 孵化る団のジョー。は色べべ難民 (@jo192803) January 30, 2018
鈴木亮平の英検一級の語学力が、
薩摩弁に生きもそ。https://t.co/fABIghmL4V— 破死竜 (@totsugekinissi) January 15, 2018
彼は、語学にも長けているのは有名な話です。
その要領で薩摩弁も、マスターされたのも頷ける気もしますね。
知識が豊富で世界遺産のことを語らせても、かなり精通されていることがドキュメンタリーやバラエティーでも分かります。
ただ、覚えるのが優れているのと演技で活かすというのは別物なので、それだけ台詞に投影するのには苦労をされたのかな?とも思われます。
「鶴瓶の家族に乾杯」に鈴木亮平出てるんだが、肩周りとか背中の厚みがハンパない。引退したプロスポーツ選手並みの身体のデカさ。 pic.twitter.com/ZDqvcwBl6q
— りょーきんぐにこふあれくせいやこぶれふ (@ryo_king) January 15, 2018

鶴瓶の家族に乾杯、鈴木亮平が来てんのに話しかけられたら標準語で話そうとがんばる鹿児島県民だらけで笑わせていただきもらった
— やとー(パソコンから何か出てきた) (@810jam) January 21, 2018
標準語で話しかけられると地元の方はやはり始めは抵抗感がるので、必死に標準語でしゃべろうとされていたのでしょう。
その雰囲気を汲んで、薩摩弁を時々入れてみたのかもしれません。
これでまた、さらに鹿児島の鈴木亮平ファンも増えたでしょう!!
薩摩弁一覧を覚えてみよう!
薩摩弁は難解!と言われる代表的な方言です。
少しでも、マスターしてみるとドラマもよりすんなりと入って来るので、より楽しめるようになるでしょう。
語尾をマスター
- 「〜 もす」「~いいもす」
ます。いいます。
- 「〜ごわす」
ございます。あります。
- 「〜たもんせ」
ください。
- 「〜しもんそ」
しましょう
- 「〜あいもす」
あります。
代名詞をマスター
- 「おい」
私、自分
- 「わい」
相手を示す。
我から来るので、「わい」が自分だと思いがちですよね。
- 「そい」
それ
その他をマスター
- 「じゃっどん」
だけど
- 「〜ちょ」
〜している
- ないごて
なぜ
- 「こげん、こげな」
こんなに
- 「まっこて、ほんのこて」
本当に
- 「わっぜぇ、わっぜか」
とっても
- 「あいがとさげもす」
ありがとうございました
せごどんを観ていて思うんですが、関西弁っていまでも朝ドラにあるレベルのなまりはよく聞くし、じぶんもなまりますが、薩摩弁もあのくらいいまも薩摩弁なんでしょうか?もすもす言ってるのか気になりもす。
— 高殿円 (@takadonomadoka) February 4, 2018
ドラマの中でも、よく耳に入るのが「~もはん」「~もす」「さげもす」などですよね?
「も」が多く入って来るのが、薩摩弁です。
複数の会話になると、耳に「も」「もす」ばかり入って来る印象だけはインパクトが大きいのもそのためです。
まとめ
確かに薩摩弁は聞き取れない部分もかなりあるのですが、ほんの一部でも知っておけば、ドラマもより楽しめるようになるのではないでしょうか?
視聴者が、薩摩弁が分からなくならないためにと、分かりやすい方言に変えてしまっては、それこそ大河の醍醐味が失せてしまいます。
少しずつ、耳に慣れされて行けるようになると、全く意味不明という状態から脱出できると思いますよ。
字幕を表示してみている視聴者もいるくらいですので、やはり、難解な方言であるのは確かですね。