現在、「隣の家族は青く見える」で妊活女子+年上妻という新境地に挑戦している深田さんですが、これまでにも数々のドラマや映画に出演されている、大人気の女優さんです。
30代になった今も変わらない美しさで、世間を魅了し続けています。
演技の幅も広く、女子高生やOL、主婦、刑事、探偵など様々な役に挑戦している深田さんは、常に努力を怠らないプロ根性や生き様がかっこよく、女性の憧れの存在だと思います。
そんな深田さんの魅力が凝縮されたドラマ・映画を5つ紹介したいと思います。
ドラマ「神様、もう少しだけ」

1998年7月から9月まで、フジテレビの火曜9時の枠で放送されていました。
当時大人気だった金城武さんが主演を務め、深田さんは金城さん演じる人気音楽プロデューサー・石川啓吾のファンで、彼のコンサートに行くため、一度きりの援助交際をしたことがきっかけでHIVに感染してしまう女子高生・叶野真生を演じていました。
援助交際やHIVという社会問題を扱った、社会派の壮大なラブストーリーです。1分14秒にわたる、ドラマ至上最も長いと言われている金城さんと深田さんのキスシーンも話題になりました。
これは、キスでHIVは感染しないということを証明するためだったと言われています。
当時15歳だった深田さんは、この難役を熱演したことで、一気に知名度が上がりました。
他にも、まだブレイク前の仲間由紀恵さんや、矢沢心さん、加藤晴彦さんなどが出演されていました。
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https://twitter.com/misakichi706/status/960474174757134338
深田恭子の昔のドラマの神様もう少しだけを思い出した。
あのエイズに感染したドラマのヒロインは、本当に欲しいもののために援交するのってそんなにダメなことなのかなあとプレミアチケット手に入れる為に初めて援交してエイズになる。セックスないから安全じゃなく、自分を売るリスクは後から知る。 https://t.co/dKNvQTQ4Je— ヒカル (@makaroni_sarad) January 10, 2018
ドラマ「イマジン」
2000年1月から3月まで、関西テレビ系列の火曜10時枠で放送されていました。
槇村さとるさんの同名漫画が原作の実写化で、深田さんは主題歌『煌きの瞬間』も歌っていました。
深田さんは主人公の平凡だけどしっかり者のOL・飯島有羽を演じていました。
黒木瞳さん演じる、家事が苦手で恋愛には奔放な母親・美津子に振り回されながらも、恋愛面では奥手な有羽は美津子から色々アドバイスを受けていて、仲良し母娘の関係を築いています。
ある日、有羽の職場に中村俊介さん演じる田中洋平が転勤してきて、そこから少しずつ恋愛に発展していきます。
途中、洋平の幼馴染の貴子や、美津子の恋人・本能寺の部下の奥山など、ふたりの恋を撹乱する人物が現れたり、洋平の仙台への転勤
が決まったりと、次々と波乱の展開になりました。
最終的には王道のハッピーエンドとは言えない、ちょっと異質な結末を迎える職場恋愛を描いたラブストーリーです。

ドラマのイマジンは田中様役の中村俊介が面白かった。中身が無さそうだけど魅力的なサラリーマン。
— やすじ@元JE7SEP (@U40) August 12, 2011
ドラマ「リモート」

2002年10月から12月まで、日本テレビで土曜9時枠で放送されていました。
原作は『金田一少年の事件簿』で知られる天樹征丸さんの漫画ですが、そもそも深田さん主演でドラマ化することを前提に作られていたというエピソードがあり、主人公の彩木くるみは、深田さんをモデルにして作られていたそうです。
そういう意味では、まさに深田さんのために作られた作品だと言えます。
深田さん演じる主人公の彩木くるみは、寿退社を控えた婦人警官で、ある日突然凶悪事件ばかりを扱うA別館所属の刑事に任命されます。
その上司のA別館室長が、堂本光一さん演じる引きこもりの天才警視・氷室光三郎でした。
光三郎は、ある事件をきっかけに人間としての感情を失い、自宅の地下に引きこもったという過去があります。彼の才能を高く買っている警視庁は、彼の自宅の地下室をA別館と名づけ、部下の刑事を派遣するというスタイルを取っていました。
光三郎が自宅で推理しながら携帯を通して指示を出し、くるみがひとりで現場を捜査して難事件を解決していくという、かなり斬新な設定の刑事ドラマです。
光三郎の鮮やかな推理とくるみの刑事として成長していく姿がメインの見所ですが、徐々に深い絆で結ばれていくふたりの微妙な恋愛関係や、所轄刑事達と光三郎の確執、くるみと婚約者・伸吾のちょっとコミカルなラブシーンなど、色々な要素がギュッと凝縮されている作品です。
深田さんは、婦人警官の制服に始まり、ウエディングドレス、セーラー服、メイド服など、コスプレ姿も沢山披露していますが、特に刑事モードの時の私服がかわいいと評判でした。
基本スタイルのノースリーブニットにバーバリーのミニスカート、斜めがけバッグにブーツというファッションは、放送当時、真似する女子が続出しました。
堂本さんと深田さんの美男美女コンビも話題でしたが、脇役やゲストのキャスティングにも手を抜かず、シリアスなシーンとコメディ要素のバランスが絶妙で、脚本の質の高さに驚かされます。
深田さんの可愛さを全面に押し出した、代表作と言っても過言ではない作品です。
リモート、深田恭子さんが警官役なんだけど潜入捜査で色んなかっこするから可愛さを堪能できるドラマなのよ。
本当、どんな格好してても可愛い。
— まり@映画レビュー (@apple0917pomme) March 13, 2017
深田恭子の最高傑作は『リモート』だと思う。
— じゅーしー (@s1kata) October 6, 2016
映画「ヤッターマン」
2009年3月公開の三池崇史さん監督作品で、タイムボカンシリーズの同名アニメの実写化作品です。
主人公のヤッターマン1号を櫻井翔さん、相棒の2号を福田沙紀さんが演じ、深田さんは悪役のドロンボー一味の紅一点・ドロンジョ役を演じていました。
仲間のボヤッキーを生瀬勝久さん、トンズラーをケンドーコバヤシさんが演じており、この役柄そのままで『天才ドロンボー』の歌を歌番組で披露したこともありました。
4つそろうと願いが叶うというドクロストーンを巡って、ヤッターマンと、自称”泥棒の神様”ドクロベエ率いるドロンボー一味の戦いを描くというストーリーです。
ドクロベエ役の滝口順平さんなど、アニメと同じ声優を起用したり、「ポチっとな」「スカポンタン!」「やっておしまい!」など、アニメでお馴染みの台詞も沢山登場するので、アニメをリアルタイムで観ていた世代には懐かしいと思える作品になっています。
深田さんはアニメそのままのきわどい衣装も見事に着こなし、アクションシーンにも挑戦し、主役を喰うほどの存在感を見せつけていました。
普段メインの役柄が多い深田さんが、珍しいヒール役ということもあり、彼女の新境地と言える作品です。
ヤッターマンの実写映画は成功だからみんな見るんだ。
深田恭子のドロンジョ様が凄く良いよ、夢見る乙女というかふわふわした感じで新しいドロンジョ様よ。— 幸福太郎 (@koufukutarou9) November 27, 2017
実写ヤッターマンの深田恭子に思う。完コピなのに適任、という根本的な矛盾を克服するにはどんだけの「どハマリ」を配役する努力がいるか、てこと。野際陽子の月影先生、伊東四朗の笑うセェルスマン、イッセー尾形の企業戦士ヤマザキ(笑)などに並ぶどハマリであったw 配役の妙デスネ!
— 竜 (@yappata2) October 8, 2017
実写ヤッターマンは櫻井翔くんのガンちゃんがカッコ良かったし、何より深田恭子さんのドロンジョが凄く原作そっくりで、映画自体も面白かったなぁ
生瀬さんのボヤッキーとケンコバさんのトンズラーもキャラ的にぴったりだったな…
— 輝夜 (@Kaguya_Crescent) August 12, 2017
映画「ルームメイト」

2013年11月公開の古澤健さん監督作品で、原作は今邑彩さんの同名小説ですが、設定などはかなりアレンジされているようです。
深田さんと北川景子さんの初共演作品で、ふたりのキスシーンも話題になりました。
交通事故に遭った北川さん演じる派遣社員の主人公・萩尾春海は、入院先で深田さん演じる看護師の西村麗子と出会います。ふたりは徐々に打ち解け、お金に困っている春海は、麗子からの誘いでルームシェアをすることになります。
お互い干渉しすぎないというルールを決め、しばらくは楽しく過ごしていたふたりですが、麗子は徐々に春海を束縛するような言動をし、夜中に誰かと言い争ったり、自分のしたことを他人がしたように振舞ったりと、奇怪な行動を取るようになります。
次第に冷酷な顔を見せる麗子に、春海はパニックになっていきます。
麗子が多重人格者ではないかという疑いも出てきますが、物語はその予想をはるかに上回る衝撃の結末を迎えます。
“女の素顔は恐ろしい”というキャッチコピーがつけられているように、最後まで何度もどんでん返しを繰り返す、戦慄のホラー作品です。
深田さんは、穏やかな面と残酷な面を演じ分けるのが大変だったようですが、北川さんは彼女の演技力と作品に真摯に向き合う姿勢に感心していたそうです。
これまでは裏表のない役を演じることが多かった深田さんが、この作品では極端な二面性を持つ悪女を演じ、新たな演技の可能性を広げたと思います。
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https://twitter.com/Kw7tlW/status/950763794266865665
https://twitter.com/y_sk915/status/937313483380506624
まとめ
深田恭子さんは、そのルックスや演技力はもちろん、音楽面でもプロのミュージシャンに肩を並べるほどピアノの才能にも恵まれています。
その様子は、フジテレビの音楽バラエティー『新堂本兄弟』でKinKi Kidsのバックバンド(堂本ブラザーズバンド)のメンバーとして演奏していた姿によく現れていました。
現在は音楽活動をやめて女優業に専念されているようですが、現在出演中の「隣の家族は青く見える」では、水泳の経験を活かしてダイバー役を演じているので、今後ピアニスト役というオファーもあるかもしれません。
今回5つに絞るのが大変だったほど、深田さんの出演作品は他にも魅力的なものが沢山あります。
そして、出演作品の歴史をたどると、その年代ごとに等身大の適役をこなしていることがわかります。
今もなお、女優として成長を続けている深田さんにこれからも目が離せません。