アンナチュラル 連続殺人事件を暴く 第9話の石原さとみさんの衣装。
ニットへの熱いまなざしが注がれる季節、春。
同じ<ニット>でも、秋冬とは違って春夏素材が増えてきました。
間もなく訪れるお花見シーズンや新生活に向けて、衣替えをする方も多いはず。
ショッピングに出かける前に知っておきたいのが、最旬ファッションです。
ここでは、今さら聞けないファッション用語のおさらいからちょっとした豆知識を中心に、春モノをチェックしてみたいと思います。
URBAN RESEARCH DOORS(アーバンリサーチドアーズ)のコットンニット
遺体解剖中、内臓が腐っていたことについて疑問を感じたUDIラボメンバー。
刑事に「口の中に金魚の痣があるだけでは、連続殺人とは判断できない」と言われ、細菌検査や薬物検査を手掛け、死因を判定しようとします。
そのシーンでミコト(石原さとみさん)が白衣の下に来ていたトップスのブランドは、URBAN RESEARCH DOORS(アーバンリサーチドアーズ)。
ホワイトのUNIFY コットンワッフルニットです。
ここでおさらいですが、第8話の衣装で登場した<サーマル>というトップスの総称。
今回、第9話の<ワッフル>は、凹凸のある生地の名前で、ワッフルニット=<サーマル>なトップスを想像される方も少なくないと思います。
少し肌寒い時期に1枚でも着られそうな素材ですが、検査後のカフェシーンでは、パーカーを合わせていました。
<パーカーオンニット>という着こなし用語もあるくらい、ニットとパーカーの相性が良いようです。
Rakuten BRAND AVENUE
Amazon
アンナチュラル第9話、10分辺りのシーンですが、左端のおじさんはエキストラおじさんでしょうか?髪型およびメガネはかなり、本人っぽいのですが 自分としては最後まで確信が持てませんでした。ロケマニさんの方でも確認してみてください。一応協力プロダクションのクレジットも付けておきます。 pic.twitter.com/QuQ37I4Ct0
— ひぞっこ (@musicapiccolino) March 11, 2018
Andemiu(アンデミュウ)のWネックニット
今回の遺体発見現場となった元バーの空き家に、何度も足を運ぶ中堂系(井浦新さん)。
そこへ事件の再検証をするためにミコトが現れます。
2人で<蟻が死んでいる>ことを発見。
不審に思い、UDIラボに持ち帰ります。そして、父親が所蔵している本を取り出し、蟻について調べるミコト。
キーポイントとなるギ酸を出さない<黒長蟻(くろながあり)>について知ったシーンで着ていたブランドは、Andemiu(アンデミュウ)。
これさ、秋ちゃんがお父さんに聞いてみようって言わなかったら、このアリがクロナガアリってことも、クロナガアリが蟻酸を出さないこともわからなかったわけだから、この事件は秋ちゃんが解決ってことでいいよね?? pic.twitter.com/5G5IXeZLRY
— ゆみ (@Y6gZFrDfM4Zrk5R) March 9, 2018
ブラックのソデドロストWネックニットです。
ここで知っておきたいのが、<ドロスト>。
<ドロスト>とはドローストリングの略語で、紐通しを付け、紐を引くことでサイズを調節できるデザインを意味します。
ゆったりとしたサイズ感が特徴で、トップスだけでなく、パンツなどにも使われています。
ボトムスで有名なところでは、裾部分についているのが<イージーパンツ>、ウエスト部分に付いているのが<ドロストパンツ>と呼ばれています。
トップスでは、肩口付近に付いていたり、今回、第9話のように袖口付近に付いていたりしますが、全体として<ドロストトップス>ということが多いようです。
Rakuten BRAND AVENUE
Amazon
Andemiu(アンデミュウ)のプルオーバー
遺体の死因がホルマリンだったことを突き止めたUDIラボメンバー。
所長とミコトは、警察に鑑定結果を届けます。
そこで、第8話の火事で唯一の生存者となった高瀬(尾上寛之)が空き家の管理者で、容疑者に挙がっていたことを知ります。
驚愕のラストシーンで着用していたトップスブランドは、Andemiu(アンデミュウ)。
グレーのソデストライプカフスプルオーバーです。
【#石原さとみ ちゃん衣装】
「アンナチュラル」9話で、石原さとみちゃんが履いていたパンツも特定できました。右の写真のグレーのニットにあわせていたパンツです!
こちらも在庫わずかなので、気になる方は早めにチェックしてくださいね✨詳細はこちら⏩https://t.co/SHQMiPQlKB#アンナチュラル pic.twitter.com/zg2cKm1uW8
— Fashion Express (@Licca_28) March 11, 2018
もうお馴染みのファッション用語<カフス>。
袖口を意味する英単語<cuffs>ですが、用語の説明から一歩進んで歴史から学んでみるのも楽しいかも知れません。
カブリタニカ国際大百科事典によると、起源は15世紀のヨーロッパで、16~18世紀の服装には、袖口に装飾的な別布(カフス)が使われていたそうです。
現代では、トップス以外でもカフスの名前が付けられていて、手袋の口やパンツの裾に付けた別布も<カフス>と呼ばれることもあります。
今回、第9話では、ニットプルオーバーの袖口にビジネスシャツをイメージするような<カフス>が付いています。
シンプルなストライプの<カフス>なので、オフィスファッションにも使えそうなアイテムですね。
Rakuten BRAND AVENUE
Amazon
まとめ
不自然死を着実な証拠集めで解明していく、「アンナチュラル」(2018/1/12~、TBS)。
佳境に入ってきたのか、警察とUDIラボの関係やラボメンバーである久部六郎(窪田正孝)とフリーライターとの繋がりのような伏線が見え隠れしてきました。
ドキドキする展開から目が離せないミステリーというドラマジャンルに加え、主人公のファッションに働く女性の熱い視線が注がれる、トレンド感あふれる人気ドラマです。
毎回最新話が放送される度にファッション速報が流れる主人公のミコト(石原さとみさん)着用衣装ですが、用語や歴史をサラリと知っておくのも、ファッション通の第一歩。
ショップ巡りでも素材や作り、アイテムの名前に注目してみるのも楽しそうですね。
六郎、東海林さんに
「アタシたちにウソついてたの⁈」って責められてたけど、9話までのところ嘘はついてない?よね?隠し事はメガ盛りだけどorz#アンナチュラル #東海林夕子 #久部六郎 pic.twitter.com/r4JfaZ5ok6— Ilis (@ilis_shore) March 11, 2018