「ラブリラン」は、4月5日スタートの日テレ深夜枠の新ドラマです。
この枠は、「恋愛時代」や「婚活刑事」「恋がヘタでも生きてます」など、ちょっと癖のある恋愛を描いたドラマを多数放送しているので、今回も”記憶喪失から始まる新感覚ラブコメディ”という斬新なキーワードに、早くも話題が集まっています。
主演の中村アンさんは、今回が連ドラ初主演で、普段のイメージとはほど遠い、30歳で男性経験がなく、幼馴染を15年も思い続ける”一途なこじらせ女子”を演じます。
初恋の相手で幼馴染の鷺沢(大谷亮平)を15年想い続けた結果、気づけば処女のまま三十路に突入した主人公・南さやか(中村アン)は、ある日3ヶ月間の記憶を失った状態で目を覚まします。
なぜか彼女がいた場所は、職場の後輩・町田翔平(古川雄輝)の自宅で、空白の3ヶ月の間にさやかは町田と付き合い出し、同棲まで始
めていました。
見た目も今までの地味な姿からは想像できないほど派手になり、知らないうちに処女まで失っていたというショッキングな事実まで発覚してしまいます。
戸惑いながらも記憶を必死で辿ろうとするさやかは、町田と鷺沢の間で激しく揺れ動きます。
少女漫画や恋愛ドラマにおいて、記憶喪失というツールはありふれたものですが、それを物語の冒頭に置くことで、自分探し+三角関係という新たなジャンルを確立していると思います。
原作は、講談社Kissで連載されていた天沢アキさんの同名漫画で、すでに連載は終了しています。そして、ドラマ化にあたり、メインの設定が変更されているようです。
原作では片思いの期間が10年で、記憶喪失期間が1ヶ月という設定みたいなので、その変更が物語の進行にも影響を与えるのか、そのあたりも注目ポイントだと思います。
色々と気になる要素満載の作品ですが、今回は癖の強い三人のメインキャストと、原作者天沢アキさんについて調べてみました。
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目次
「ラブリラン」キャラの癖が強すぎる!
物語の軸となるメインキャストを演じるのは、中村アンさん、古川雄輝さん、大谷亮平さんです。
三人それぞれがとてもキャラが立っていて、三角関係も一筋縄ではいかない感じがします。
南さやか(30歳)

この物語の主人公・さやかは、デザイン会社・OLIVIA LABに勤めるデザイナーで、幼馴染の鷺沢に憧れてこの業界を目指したけど、デザインの仕事は全く与えられず、気がつくと事務のエキスパートになっていました。周りからは地味でさえない三十路女というレッテルを貼られています。
鷺沢に15年間片思い中ですが、現在は妹的ポジションに甘んじていて、恋人への一歩を踏み出せずにいます。
その結果、今まで男性経験が全くない、”一途なこじらせ女子”です。
町田翔平(27歳)

さやかの後輩の営業マンで、仕事は完璧だけど、プライベートでは基本無愛想で、さやかの痛いところを突きまくるドSキャラです。
さやかを好きになって付き合い始めたけど、実はすでに別れを告げていたという秘密があるようです。
さやかをつき離してはみるけど、やっぱりほっとけないという、”ドSなツンデレ男子”です。
鷺沢亮介(35歳)

さやかの幼馴染で、第一線で活躍するデザイナーです
さやかとは家族ぐるみの付き合いで、彼女を妹のようにかわいがっています。
もちろん、さやかの気持ちには全く気づいておらず、ちゃんと彼女もいるという、”ワイルド系甘々男子”です。
他にも、鷺沢の彼女でイラストレーターの青山瑞希(片瀬奈々)や、町田の元カノトップモデルの小笠原杏子(大政絢)など、さやかの心を揺さぶる存在も登場するようです。
ちなみに、主演の中村アンさんは、普段は変身後のさやかのイメージが強いけど、地味な変身前のさやかを演じるギャップを見てみたいという理由で起用されたそうです。
さやかと同じ30歳ということもあるので、等身大のリアルなさやかを見せてくれると思います。
RT
この上から射抜くような視線。
久々でゾクッとするわぁ〜笑#ラブリラン #古川雄輝 #中村アン pic.twitter.com/uL5VK3dxRs— sanagi (@mahhoney0422) March 14, 2018
https://twitter.com/pho_mov/status/970594544801652736
原作者・天沢アキの評判は?
天沢アキさんは、Kissラブストーリー漫画大賞で、本作「ラブリラン」で大賞を受賞し、デビューと同時に連載スタートという経歴を持っていて、大型新人漫画家と言われています。
ラブリランはコミックス2巻で完結していますが、現在、Kissで「くちうつす」を連載中です。
まだ新人さんということですが、かなりコアなファンの方も沢山いるようです。
タイトル「ラブリラン」の意味とは?
ちなみに、タイトルの「ラブリラン」は、”ラブ(LOVE) =愛”+”リ(RE)=再び”+”ラン(RUN)=走る”を合わせた造語だそうです。”再び走り出す愛”と解釈できるこのタイトルは、さやかの記憶を失ってからの紆余曲折を表現しているのかもしれません。
https://twitter.com/aki_amasawa/status/970260609685110785
【ラブリラン(1) (KC KISS)/天沢 アキ】初作者。デビュー作がこれってことはデビューからいきなり連載?!すごいわ…でも編集の目は正しくとてもおもしろいです!ややもすれば飽和状態の記憶喪失ネタ… →https://t.co/dvwzLFprbz #bookmeter
— まっぴー (@lgOCA8hLnUc8vDc) March 12, 2016
【ラブリラン(2)<完> (KC KISS)/天沢 アキ】恋愛ってタイミングも大切なんだと改めて思った。上手くまとまっていて、もっと続いても面白かったかもと思った。 → https://t.co/0JTQ7sIKcK #bookmeter
— mako (@MamaxKoko) November 30, 2017
https://twitter.com/kirikirinononon/status/912994303680512000
買いな買いなーw
天沢アキ先生の、前作の、ラブリランも悶えるほど好きで電子書籍で読んだのちにコミックスを買うくらいツボだった_(┐「ε:)_♡。くちうつすはこないだ一巻でてKISSで連載してるす。— ふゆこ (@xxxmush) August 25, 2017
天沢アキ「くちうつす 1」読了。口述筆記から始まる恋の予感。秘め事のような、仄かな背徳感が良い。漫画なのに小説を読んでるような心地もあり、ひと粒で二度美味しい。ラブリランでも思ったけど独特な切り口が好き。続きも楽しみ〜
— ハマコ (@k_hamako) August 22, 2017
“はじめて”なのに…全部2回目!? 記憶喪失ラブコメ『ラブリラン』実写化に期待の声 https://t.co/WAAy8Qywsn
— LenoraEssary (@LenoraEssary) March 14, 2018
まとめ
この作品は、大ヒット漫画の実写化ということで、原作ファンからもかなり期待されています。
中村アンさんのビフォーアフターや、古川雄輝さんのドSキャラなど、普段とのギャップにも注目が集まっているようです。
原作にないキャラやエピソードも登場するようなので、原作を知っている人は新しい部分を楽しみ、先入観のない人にとっては、記憶喪失ラブストーリーという新しいジャンルを純粋に楽しむという、違った楽しみ方ができる作品だと思います。