「家政夫のミタゾノ」は、2016年10月の深夜枠にテレビ朝日で放送し大反響を呼んだドラマの続編で、2018年4月12日の同じ枠でスタートします。
比較的手頃な価格で家政婦を派遣してくれる「むすび家政婦紹介所」に所属する三田園薫(みたぞのかおる)が、派遣先での仕事をこなしながら、その家庭の奥にはびこる”根深い汚れ”を暴き出すというストーリーです。
さらに、家庭の崩壊と再生の物語という流れの中に、実生活で役立つ家事の豆知識を自然な形でねじ込むという斬新な展開で、”一粒で二度おいしいドラマ”でもあります。
前作では、松岡昌宏さんの衝撃的なビジュアルが怖いけど癖になるとかなり話題になりました。
目次
家政夫のミタゾノ 2018続編 脚本家や新キャストは?
相棒役の清水富美加さんが芸能界を引退されたため、続編は絶望的だと思われていましたが、今回新たな相棒役に剛力彩芽さんが抜擢され、家政婦のメンバーも一新するようです。
さらに、脚本を担当するのが、「半沢直樹」や「下町ロケット」を手掛けていた八津弘幸さんということなので、面白くなる予感しかありません。
今回は前作ラストから消息不明だった三田園が、ある日突然むすび家政婦紹介所に戻ってくるところからスタートします。
その存在自体が謎の彼が空白の期間をどのように過ごしていたのか、そしてなぜ再び戻ってきたのかなど、序盤から気になる要素が満載です。
前作を見ていない人もいると思うので、これまでのストーリーを振り返りつつ、主人公の三田園の人となりに注目してみたいと思います。
家政夫のミタゾノ、普通に家庭のちょいテク満載で魅入る
— 緋緒@生きる (@_hio_10) March 19, 2018
「家政夫のミタゾノ」が帰ってくるぞー!やったー!ただのパクリネタなのにこんなに面白いドラマって滅多にないよw
前の相棒:清水富美加さんが幸福の科学で千眼美子になってしまったからなのか?今回の相棒は剛力彩芽だ!
期待しちゃうなぁ!#家政夫のミタゾノ pic.twitter.com/wVbmiDiDNz— 黒男 (@kuroneko402) March 19, 2018
家政夫のミタゾノ、普通に家庭のちょいテク満載で魅入る
— 緋緒@生きる (@_hio_10) March 19, 2018
女装家政夫・三田園薫の正体とは?
TOKIOの松岡昌宏さん演じる、主人公の三田園薫は、所長の結頼子(むすびよりこ)が経営する”むすび家政婦紹介所”のエース的存在の家政夫です。
“まことに痛み入ります”が口癖で、そのビジュアルから明らかに女装している男性だとバレバレなのに、あくまで女性だと言い張り、なぜか周りもあえてつっこみません。
基本的に寡黙で無表情なので何を考えているのかよくわからず、女装姿も不気味ですが、家事全般を完璧にこなすので、派遣先の家で信頼を得るのも早いようです。
ですが、彼のやっかいなところは、守秘義務があるはずなのに、それぞれの家庭の内情を興味深々で覗き見し、秘密を知ってしまうと容赦なくそれを表沙汰にして家庭を崩壊させてしまうことです。
結果的に政治家の悪事を暴いたり、家族の絆を取り戻したりと、いい方向に導くこともありますが、本人は家族の化けの皮を剥がしていくという点にのみ執着していて、その後の展開には無関心のように見えます。
彼の真意は女装の理由を含め、今のところ全く読めません。
作中では、三田園が指を鳴らしたり、手を叩いたりすると場面が停止し、その日の家事のポイントをおさらいしたり、オチのヒントをほのめかしたりするシーンがあり、ストーリーテラーの役割も担っています。
三田園の人となりに関しては、前作ではほとんど描かれていませんでしたが、少し手がかりになるような描写もいくつかありました。
3話終盤で一度だけ女装を解いた姿を見せていましたが、周りは誰も三田園だと気づいていませんでした。
そして、6話では清水さん演じるえみりにカツラを取られ、初めて慌てふためく様子を見せました。
さらに、7話では夜中に突然物音が響くたびに奇声を上げたりと取り乱す姿が描かれ、実はお化けが苦手という意外な弱点が発覚しました。
最終話では、自分が過去にジャーナリストだったこと、生前に家政婦をしていた康江という妹がいたことが語られましたが、最終的にはそれが作り話だったというオチで、完全に視聴者を煙に巻きました。
ただ、その後のエンディングで康江の墓前に花を手向ける三田園の姿が映ったので、康江の件は真実の可能性があります。
所長の頼子だけは三田園の事情を知っているようなので、今作でそれが明らかになるのかも注目ポイントだと思います。
わぁ~ぃ「家政夫のミタゾノ」が帰って来るぅ~
松岡の女形はなかなか良いよねぇ~
楽しみぃ~
剛力彩芽が新人家政婦に! 6年ぶり共演の松岡昌宏は「すごい存在感と迫力でした」(ザテレビジョン) – Yahoo!ニュース https://t.co/rB1PtVyG38 @YahooNewsTopics— 猪又万太郎 (@mujyaki7) March 13, 2018
4・20~テレ朝系
「家政夫のミタゾノ」松兄wwwwww
ジャニーズってほんとになんでも出来ちゃう!! pic.twitter.com/hpIC0QldLf— taurus (@JR_higashistar) March 13, 2018
家政夫のミタゾノ 2018続編 前作との違いとは?
前作と大きく違う点は、やはり家政婦メンバーの総入れ替えだと思います。まず、前作のメンバーをおさらいしたいと思います。
家政夫のミタゾノ 前作の家政婦メンバーおさらい
- 花田えみり(はなだえみり):清水富美加
25歳の家政婦。三田園の相棒的な存在であり、三田園の奇行に対するツッコミ要員でもある。実家は裕福な資産家で、一度は家政婦をやめようとしたが、父親に勘当されて家政婦を続けることになった。
- 藤川蘭(ふじかわらん):柴本幸
他人の不幸やゴシップネタが好物の家政婦。好き嫌いが激しく、意見ははっきり言うタイプ。
- 有沢春希(ありさわはるき):堀田茜
お金に困っていて、いくつもの修羅場を重ねた後、結に雇われた。紹介所での悪口や噂が好物。
- 阿部真理亜(あべまりあ):平田敦子
ベテラン家政婦で、唯一の既婚者。大の甘党で、常にケーキなどを食べている。ふくよかな体型で存在感も抜群。年齢の割にあらゆるジャンルの流行に精通している。
家政夫のミタゾノ 2018続編の家政婦新メンバー キャスト紹介
そして、今回のメンバーはこちらです。
- 五味麻琴(ごみまこと):剛力彩芽
むすび家政婦紹介所で働き始めた新人家政婦。大家族の長女として、弟と妹達を世話してきた苦労人。
家事スキルには自信があり、庶民的な食材で高級食材を再現する能力に優れている。人を信じやすく、裏切ることに慣れていない優しい性格。
- 平野らむ(ひらのらむ):椿鬼奴
ベテラン家政婦。男女関係に関するゴシップ話が大好きで、自身も恋多き女。新人の麻琴に厳しい。
- 早坂倫子(はやさかりんこ):内藤理沙
若いのに家政婦としての知識と経験が豊富。噂話に敏感で、情報収集能力に長けている。
三田園のことを実在しない都市伝説のような存在だと思っている。
そして、前作に引き続き、所長を務めるのが余貴美子さん演じる結頼子です。
彼女は、三田園が依頼者の秘密を暴いてくることにハラハラしながらも、実はそれを聞くのを楽しみにしています。
今回も一癖ありそうなキャラばかりですが、麻琴はえみりと同じポジションにいながら、その家事スキルで三田園を脅かす存在になるかも?という噂があります。
前作ではえみり以外はほとんど活躍がなかったので、今回は彼女達の出番も増えることを期待しています。
家政夫のミタゾノは前作がよかっただけに、続編特有のプレッシャーもあると思います。
前作の三田園とえみりのコンビプレイが最強だったので、三田園の破壊力はそのままに、麻琴との絡みがどんな相乗効果を生むのか、剛力さんの未知数の演技力に期待したいと思います。
毎回豪華なゲストが出演されるので、今回は誰が三田園の餌食になるのか、派遣先が気になるところですが、前作同様、家事の裏技も披露されるようなので、ストーリーと共にそちらも要チェックです。