Missデビル1話は冒頭から、眞子が過去に何かのトラウマを抱えていることを匂わせるような描写があり、今後巻き起こる波乱の幕開けのように感じました。
眞子は常に無表情で、そのスレンダーな体型と相まって、アンドロイドのようにも見えました。
“悪魔の所業”と呼ばれる彼女のやり方は、新人研修の初日にいきなり退職願を書かせ、ランニングをさせたり、意味なく穴を掘って埋めさせたりと、新入社員達の気力と体力を蝕んでいく、予想の斜め上を行くものでした。
そもそも、入社時点ですでにいくつもの難関を突破してきたのに、このタイミングでさらにふるいにかけるという設定は、就活生に喧嘩を売っているようなもんじゃないかという疑問も沸きました。
多少つっこみどころもありましたが、今回眞子は新入社員の中に潜む陰湿ないじめを暴き出し、コネ入社が何の意味も持たないという結果を示したような気がします。
無茶振りの予感しかない眞子の直属の部下にされてしまった博史の今後には同情しますが、今後も暴挙のようにも見える眞子の暗躍が期待できそうです。
今回は社内のシーンが多かったですが、気になったロケ地について調べてみました。
春ドラマ『Missデビル 人事の悪魔・椿眞子』第1話のロケ地を更新しました②!茨城県牛久市の牛久シャトー、神奈川県横浜市都筑区のオンワード総合研究所を追加!https://t.co/9w4QtxcHZH#Missデビル #菜々緒 #佐藤勝利 #和田正人 #船越英一郎 #西田敏行 pic.twitter.com/Hyu3pkIGuX
— スキマガ@公式ツイッター (@jinbee4123) April 14, 2018
録り溜めしてた春ドラマを見ていたら、『まえだまえだ』のお兄ちゃんでてるわ!って思ったのに、すぐ病院に居ることになってしまったのよ(  ̄▽ ̄)最後の逆壁ドン?菜々緒さんの本領発揮の悪女感がすごく良かった。ただ、精神的にくるから、戦線離脱しそう…#Missデビル
— ぶきようさん (@mooooreee) April 16, 2018
『Missデビル』第1話。まぁ、まずは何よりもハマり役の菜々緒さん。これ今の芸能界では菜々緒さんしか演じられないよね。てか明らかにアテ書きだよねw たまにはドジっ子でド天然みたいな役も見てみたいけど← 色々謎めいたすべり出し。キチッとカタルシスもあったし、次回以降も期待。#Missデビル
— ビーグルキネマ (@bgour_kinema) April 16, 2018
『Missデビル』第1話視ました。主人公の椿眞子(菜々緒さん)。しっかりと物事の本質を見ています。そのことがわかるラストでした。こういう人の方が本当は良い人であることが多いんです。まさに悪魔のような天使ですね。これからの展開が楽しみです。#Missデビル人事の悪魔椿眞子 #菜々緒
— 小沢弘昌(おざわひろまさ) (@akamusha2013) April 16, 2018
しっぽをふる犬も会社にとって必要です。ってセリフに感銘を受けた(笑)あと、最初に退職願書かせるとはさすが!あれやと会社がクビにしたのではなく、本人の意思で辞めることにできる。#Missデビル #菜々緒 #新入社員研修
— あやぽよ (@ayapoyoyox) April 16, 2018
Missデビルとのことでどんなもんかと見てみたけれど。
新入社員の唯一にして最大の権利と説明して会社の辞め方を一番最初に教えてくれるのって凄く良心的だとおもうんだけどなぁ…退職話に「ちょっと話そうか」とやさしく煙に巻く方がよっぽどブラック。 #Missデビル
— いっちゃ (@daiichiban) April 16, 2018
昨日、録画していたドラマ「Missデビル 人事の悪魔椿眞子」を観た。かなり現実離れした内容だったな。痛快?うーん、何だろう、ぶっ飛んだギャグドラマと思えば楽しめるかも。だって、真面目な話をすれば、これが表沙汰になればブラック企業で一躍有名になりそうだもの。(笑)
— unpel (@unpelteazer) April 16, 2018
人材屋さん生活ももうあと数日だから名残惜しむためにMissデビル 人事の悪魔 椿眞子を見てるんだけど意識高い系二世くんのダサさに失笑だった、でもガチでいるんだよなああいう学生…親のお金で大学行かせてもらって就活スーツも買ってもらったのに2日目で退職とかさ…意外と真実なんだよな…
— 雨音琴美 (@kyotomin) April 16, 2018
目次
Missデビル ロケ地(撮影場所)1話 気になるスポット6選
冒頭で燃えていた洋館
ドラマの最初に映った、真っ赤に燃えさかる建物は、茨城県牛久市にある”牛久シャトー”です。
こちらは、実業家である神谷傳兵衛(かみやでんべえ)が1903年に牛久市に開設した、日本初の本格的ワイン醸造場です。
フランスの醸造場をモデルに、ボルドー地方の技術を用いて、葡萄の栽培からワインの醸造、瓶詰めまでを一貫して行っていました。
現在は、当時の建物を活かした記念館やレストランを展開し、ワインの歴史の紹介と、食の楽しさを提供しています。
2007年11月に近代化産業遺産、2008年6月には国の重要文化財に指定された、由緒ある洋館です。
こんな神聖な建物を、CGとはいえ、豪快に燃やしてしまうとは驚きです。
【所在地】
茨城県牛久市中央3-20-1
TEL:029-873-3151
【アクセス】
JR常磐線「牛久」駅東口から徒歩8分
斉藤博史が住んでいるマンション
博史が上京して一人暮らしを始めたマンションは、日野市にある”佐伯マンション”の一室です。
1974年7月築という、ちょっと年季の入った建物ですが、あまり昭和の匂いを感じさせません。
近くにコンビニやスーパー、病院や郵便局もあり、駅からも近いので、通勤には便利そうです。
ちなみに、間取りは2DKらしいです。
【所在地】
東京都日野市落川946
【アクセス】
京王線「百草園」駅から徒歩3分
入社式の会場
共亜火災保険の入社式の会場として使われていたのは、千葉県にある”幕張国際研修センター”です。
幕張メッセまで徒歩圏内の立地で、あらゆる研修に活用できるように、研修室が60室、宿泊室が389室もあり、レストランも完備されています。
主に、会議や新入社員の宿泊研修などに利用されるようです。
【所在地】
千葉県千葉市美浜区ひび野1丁目1
TEL:043-304-5851
【アクセス】
JR京葉線「海浜幕張」駅北口から徒歩8分
共亜火災保険 本社
共亜火災保険の本社ビルとして使われていたのが、千葉市にある”住友ケミカルエンジニアリングセンタービル”です。
こちらは幕張新都心にある超高層ビルで、建築主である住友ケミカルエンジニアリングの他に、テナントとして積水ハウスやヤマト運輸、ニプロ株式会社などが入っています。
こちらの建物は、ドラマなどでもよく使われているようです。
【使用例】
1994年7月 フジテレビ『お金がない!』
1998年4月 フジテレビ『ショムニ』
2001年1月 フジテレビ『HERO』
2008年10月 テレビ朝日『相棒season7』
2009年5月 TBS『MR.BRAIN』
【所在地】
千葉県千葉市美浜区中瀬1-7-1
【アクセス】
JR京葉線「海浜幕張」駅から徒歩11分
新人研修の会場
新人研修が行われた、共亜火災グループ多摩研修センターとして使われていたのは、横浜市にある”オンワード総合研究所”です。
こちらは会議室・宿泊施設・レストラン・バー・フィットネス倶楽部などがあるリゾート感覚の研究施設らしいです。
こちらの施設は、『トドメの接吻』9話、『もみ消して冬』9話、『アンナチュラル』1話でも登場していました。
【所在地】
神奈川県横浜市都筑区牛久保3-9-3
TEL:045-912-8812
【アクセス】
市営地下鉄ブルーライン「中川」駅から徒歩15分
新人研修で走っていた場所
博史達が新人研修でランニングをしていた場所は、横浜市にある”TBS緑山スタジオ”です。
こちらは敷地面積が8万坪ある、日本で最大規模のテレビスタジオです。
室内スタジオと、屋外ロケをできる場所があり、沢山のドラマなどの撮影などに利用されています。使用例としては、『トドメの接吻』3話、『重要参考人探偵』8話、『小さな巨人』5話、『デスノート』
7話・11話などで使われていました。
【所在地】
神奈川県横浜市青葉区緑山2100
TEL:045-963-6018
【アクセス】
小田急線「鶴川」駅からバス「緑山スタジオ」下車
まとめ
今回は新人研修にスポットが当たっていたため、場所の移動はあまりなかった印象ですが、本社と入社式の会場を近い場所に設定するなど、リアルさを追求しているように感じました。
眞子のやり方はちょっと極端だとは思いますが、実際に厳しい研修を課す企業もあるようなので、せっかく苦労して入社したのにすぐやめてしまうという、若者の現状を多少反映しているのかなと思います。
今回はコネ入社の新入社員が犠牲になりましたが、次回からは社内にどんどんメスが入っていきそうです。
水面下で相手の悪事の証拠を掴んで突きつけ、回し蹴りからの”あなたには会社を辞める権利があります”という決め台詞で凄む眞子の姿は、まさに”邪道のヒーロー像”だと思います。
眞子が巻き起こす波乱の渦に呑みこまれていく博史は、日本一不幸な新入社員かも知れません。
でも、案外眞子といいコンビニなりそうな予感もあるので、次回も彼の動向に要注目です。