今回は食品偽装の俵屋社長をどのように陥れて告発するのか気になっていましたが、真っ向勝負をせず、趣味の映画という変化球を使って勝負を挑んだところが新しい展開でした。
珍しくダー子のハニートラップが成功したかに思われましたが、それは隠れ蓑で、俵屋がまさかのボクちゃん狙いのゲイだったというオチには完全に肩透かしを喰らいました。
偽カフェを作ったり、ダー子が人気女優のふりをしたり、俵屋を映画に出演させたりと、俵屋に3億を出させるまでかなり苦労したので、今回はかなりの強敵だったと思いますが、最後に俵屋の出演シーンをうまく取り入れながら告発映像を作り上げたダー子達の手腕は見事でした。
今回の俵屋は救いようのないクズ社長だったので、久々に勧善懲悪という結末にすっきりしました。
今回も大掛かりな仕掛けに使われたスポットが沢山登場したので、気になった場所をピックアップしてみました。
ドラマ『コンフィデンスマンJP』4話。食品偽装してる映画オタク悪徳社長、佐野さん最高だった。それにしても長澤さん何でも着こなす。全てが本格的過ぎて子猫ちゃんすごい使ってる。まさかのネット配信。詐欺で赤字。五十嵐こと小手さんの役回りが毎回好き。淀川長治さんの言葉が染みる。
— おれんじおばば (@SaitoDaidai) May 5, 2018
#コンフィデンスマンJP 4話、映画マニア編は長澤まさみの魅力爆発回だった。マギーリン美しすぎたし、ダー子さんに弱点なんかないんじゃボケーッ!が最高。マニアの微妙な心理とその変化の描き方に脱帽。佐野史郎さんの軽妙な気持ち悪さ(笑)も素晴らしかった。
— むじこ (@mujiko1130) May 5, 2018
コンフィデンスマンJP4話。
本編上は映画だったが、映画に限らずマニアあるあるみたいなのが爆発しててもう恥ずかしさも感じてもどかしかった。ただ、ラストの相変わらずのダー子の女の魅力0っぷりとボクちゃんの不幸に爆笑しつつ、「義賊」ものとしてのハッピーエンドは綺麗だった。
現状一番好き。— マダオ@四捨五入で三十路系男子 (@emperor_madao) May 2, 2018
コンフィデンスマンJP 第4話。今回はスカッとしましたね〜。これまた製作費かなりかかったんだろうなというシーンばっかりw ボクちゃんの生まれ変わっても脚本家になりたくないには古沢さんの心の声が入ってるのかなw ダー子のお色気ムンムンでした #ぱせどら
— ぱせり (@lito_yell) May 2, 2018
映画マニア俵屋が何とも痛快に騙されるオチ……から「やられたーッ!!」と観ている私も思わず叫んでしまった第4話!(笑)
お見事!今回も最高でした!
細かく散りばめられた映画ネタとピリリと効いた皮肉も素晴らしい!(笑)
#コンフィデンスマンJP— ハヤシ整体院 (@seitaiinhayashi) May 2, 2018
俵屋フーズ社長が見事に騙される第4話録画視聴。
長澤まさみ変幻自在の活躍で物凄く楽しい回❣️。最後は脚本を逆にパクられてしまうコンフィ面々というオチまでついて笑いの止まらない回でした(^o^)。
所でボクちゃんと社長はどこまで行ったのでしょう笑笑。#コンフィデンスマンJP pic.twitter.com/TLUSjDiJ5j— マルコ@drama (@marukodorama) May 2, 2018
俵屋フーズのビル
俵屋フーズのビルに使われていたのは、千代田区にある”パレスサイドビル”です。
こちらは、1966年築の、皇居の北の丸のお濠端に位置しているビルで、『BOSS』や『東京DOGS』など、刑事ドラマなどで警視庁の屋上シーンのロケ地としてよく使われています。
テナントとして、毎日新聞社や郵便局、サンマルクカフェ、スターバックス、ファミリーマート、三井住友銀行など、様々な業種の企業が入っています。
【所在地】
東京都千代田区一ツ橋1-1-1
【管理者】
株式会社毎日ビルディング
【アクセス】
東京メトロ東西線「竹橋」駅直結
俵屋の自宅
俵屋フーズの社長・俵屋勤の自宅として使われていたのは、目黒区にある”studio Licorne(リコルネ)柿ノ木坂”です。
こちらは三階建て、一棟貸し、360平方メートルの大型ハウススタジオです。
都内唯一の洋館で、40畳のリビングダイニングと広い芝生の庭が特長です。
【所在地】
東京都目黒区柿の木坂2-22-8
TEL:03-6327-0379
【アクセス】
東急東横線「学芸大学」駅から徒歩15分
【利用料金】
スチール撮影 1時間:26000円 ムービー撮影 1時間:30000円
カフェ・スワンソン
ダー子が俵屋を騙すために作った偽カフェ・スワンソンがある場所は、銀座にある”花椿ビル”です。
こちらは、1964年4月築の5階建ての賃貸オフィスビルです。
小さな白波を打ったような美しい外壁が特徴的で、各フロアには沢山の窓があるので圧迫感のないL字型の建物になっています。
近隣には多くの店舗があり、日比谷公園もあります。
俵屋を騙すためにカフェまで作り上げてしまうところに、ダー子達の本気を感じました。
【所在地】
東京都中央区銀座6-4-16
TEL:03-3571-6838
【アクセス】
地下鉄日比谷線「銀座」駅から徒歩5分
映画を撮影していた現場
俵屋を嵌めるための偽映画を撮っていた東進映画京都撮影所として使われていたのは、日光市にある”日光江戸村”です。
こちらは、江戸時代の文化や生活を集大成したテーマパークで、園内は江戸時代中期の町並みを再現し、忍者活劇や華麗な花魁道中などのアトラクションがあり、時代劇撮影ができるオープンセットもあります。
アニメ『忍たま乱太郎』の舞台・忍術学園の先生や生徒が着ている忍服をレンタルできるサービスもあるそうです。
かなりリアルな映画撮影には、疑り深い俵屋もさすがに騙されていました。
【所在地】
栃木県日光市柄倉470-2
TEL:0288-77-1777
営業時間 3月20日~11月30日 9:00~17:00 12月1日~3月19日 9:30~16:00
定休日 毎週水曜日 12月8日~12月21日
【アクセス】
JR「鬼怒川温泉」駅からタクシーで約10分
京都撮影所と言いつつ日光江戸村 #コンフィデンスマンJP
— るーと (@kozica26) April 30, 2018
コンフィデンスマンJPの次回予告見直してきた。日光江戸村かな。ホワイトボードには金さんと銭形平次っぽい何事かが書かれていた。
— るーと (@kozica26) April 23, 2018
羽田空港のロビー
ダー子が中国の人気女優・マギーリンに変装して帰国した羽田空港のロビーとして使われていたのは江東区にある”テレコムセンタービル”です。
こちらは、1995年10月に完成した地上21階、地下3階建てのビルで、1~5Fは各種イベントに対応できる多目的ホールがあり、21Fには臨海副都心を一望できる展望台も設置されています。
他の階にはオフィスビル、飲食店、病院、郵便局などのテナントが入っています。
こちらの建物は、2006年放送のTBSのドラマ『花嫁は厄年っ!』や三菱鉛筆『ユニアルファゲル・スリム』のCMでも使われていました。
【所在地】
東京都江東区青海2-5-10
TEL:03-5500-0101(防災センター)
【アクセス】
ゆりかもめ「テレコムセンター」駅から無料循環バスで3分
試写会会場
偽映画『立ち上がれ、つわものどもよ』の完成披露試写会が行われた会場は、港区にある”フジテレビマルチシアター”です。
こちらはフジテレビ本社があるビルで、5階のきっかけストリートと、25階の球体展望室が一般に開放されています。
きっかけストリートは、人気番組の展示コーナーやミニセットで記念撮影ができ、収録スタジオの様子も見れます。
25階の展望台は、地上100mから望む臨海パノラマが大人気です。
【所在地】
東京都港区台場2丁目4番8号
TEL:03-5500-8888
営業時間 10:00~18:00
【アクセス】
ゆりかもめ「台場」駅から徒歩3分
まとめ
今回はターゲットの俵屋が用心深い性格からか、ダー子達がかなり手こずっていたように感じました。
ダー子のハニートラップが失敗するのは毎度のことですが、ボクちゃんがいつになく真剣にダー子を止めていて、ちょっとラブ要素もある、意外な展開になったと思います。
偽映画を撮ったのは完全に無駄遣いかと思っていましたが、ラストできちんとその部分を再利用していたところがすごいと思いました。
次回はボクちゃんが偽医師として病院に潜り込み、ハニートラップを仕掛けるという、また波乱の予感しかない展開になりそうですが、医療業界の薄給過労問題というリアルなテーマが興味深いです。
次回もハチャメチャな計画を立てそうなダー子とターゲット・ナンシーの女同士のバトルにも期待したいと思います。