今回は、考古学者の息子に遺跡発掘のトラップを仕掛けるという、大胆不敵な正攻法を取った回だったと思います。
ダー子の助言を真に受けて失態を犯すボクちゃんのダメダメっぷりは相変わらずでしたが、このパターンに視聴者も慣れてきて、あまり悲壮感はなくなったような気がします。
今回のターゲット・斑井は、土地転売の詐欺を働く悪人ではありましたが、本来持っている遺跡発掘への探究心に抗えず、最終的には地位もお金も捨てて父親と同じ道を選んで真っ当な道に軌道修正したという、ダー子にとってはお金が入って結果オーライだけど、ボクちゃん的にはちょっとモヤモヤしてしまう結末になりました。
斑井の目はごまかせないとわかっていて土器や土偶を作り続けるダー子の執念は、少し理解に苦しむところもありますが、父親の記憶のトレースという形でうまく斑井の心の隙間に入り込み、仕込みじゃない遺跡マニアのリアルな反応を見せることで、斑井を信用させてしまった手腕は、やはり天才的だと思います。
産廃施設の建設を止められなかったけど、結果として工事業者のおかげで多幸も繁盛し、村全体に活気も出たという結末は皮肉ですが、産廃施設は必要だと言ったダー子の見解は正しかったことが証明されました。
そういう意味では、斑井はやり方はまずかったけれど、完全な悪人とも言えないと思います。
今回も色々考えさせられるストーリーでしたが、ラーメン屋など気になるスポットが登場したので、詳しく調べてみました。
https://twitter.com/ruuuunaa00/status/996003278008737792
コンフィデンスマンJPの6話、完全なハッピーエンドと言えないところがゲストの内村さんから垣間見える闇と重なって録画を消せないでいる
— 枇杷@5/29甲子園 (@loquat0721) May 17, 2018
【6話】待ちに待った内村光良登場回キタ━(゚∀゚)━!! 悪人役のウッチャンよりも主人公サイドの方が極悪すぎてこんなん笑うわwww「コンフィデンスマンJP」【実況】 1: 名無しでいいとも! 2018/05/14(月) 18 https://t.co/LLZI9PzV0n
— 2chなう@総合アンテナサイト (@2chnow_) May 16, 2018
#コンフィデンスマンJP 6話。途中流れた土器の歌といい今週もダー子がキレッキレ。今回のお魚は騙すのではなく悟らせて巻き上げるのも面白かった❗️野添さん長野さんのラーメン夫婦も良かった。先週のリチャードみたいにダー子も来週には元に戻ってるのかな
— Aki (@ajupon_dorama) May 16, 2018
「コンフィデンスマンJP」6話。なるほど、取り憑かれる幸せ、探し続ける幸せか。自分は幸せなのかもしれない。展開としては終盤、笑いどころがちょっとわかりにくかったけど、安定の面白さ。#コンフィデンスマンJP
— エフ=宝泉薫 (@fuji507) May 16, 2018
目次
「コンフィデンスマンJP」6話 ロケ地(撮影場所)ボクちゃんが絶賛したふるさとラーメン・多幸は秘境ラーメン屋!
ボクちゃんが訪れたラーメン屋
ボクちゃんが訪れたラーメン屋”ラーメン多幸”として使われていたのは、千葉県市原市にある”ラーメン兼龍”です。
こちらは、ファンの間で”秘境ラーメン屋”と呼ばれている、駅から近いけど、一本細い道に入るので見つけにくい場所にある、昔ながらの中華屋さんという感じのお店です。
店内は座敷が3テーブル、椅子席が4テーブルで、女性ふたりで切り盛りされているそうです。
ラーメンは大き目の器で提供され、醤油ベースのスープはオーソドックスなレトロ系らしいです。
タンメンが人気メニューだそうですが、とにかく大盛りでコスパがいいのが特徴的です。
ダー子が超普通と評し、ボクちゃんが素朴な味に感動して”ふるさとラーメン”と名づけましたが、実際にもレトロ系のラーメンと評価する人が多いようです。
【所在地】
千葉県市原市朝生原862
TEL:0436-96-0687
営業時間 11:00~14:00 17:00~終日
定休日 毎週水曜日
【アクセス】
小湊鉄道線「養老渓谷」駅から徒歩6分
https://t.co/6dREFKrxEn 今日のコンフィンデンマンスJPのロケ地は千葉の山の中臭いと思ったら養老渓谷駅裏のラーメン屋兼龍でラーメン食ってるから間違い無いwww. 店に行ったらサイン飾って有るかなw
— mvx好き❗ (@mvxzuki) May 14, 2018
東部大学考古学研究棟
考古学の権威・牛久教授の研究室がある、東部大学として使われていたのは、埼玉県熊谷市にある”埼玉県立埋蔵文化財センター”です。
こちらは埼玉県内にある遺跡の発掘調査や保護を主に行っている財団法人埼玉県埋蔵文化財調査事業団が、発掘された貴重な埋蔵文化財などを一部公開している施設です。
去年12月、埼玉県蓮田市の新井堀の内遺跡で発掘された巨大な瓶から推定26万枚の古銭が見つかり、今年3月からこちらの施設で公開されていて、大きな話題になっています。
埼玉県は、掘れば出てくるというくらい遺跡が多いようなので、ロケ地の設定もかなりリアルさを追求していると思いました。
【所在地】
埼玉県熊谷市船木台4-4-1
TEL:0493-39-5344((財)埼玉県埋蔵文化財調査事業団)
開館時間 9:00~16:30 土・日・祝・年末年始休み 入館無料
【アクセス】
JR高崎線「熊谷」駅からバス「冑山(かぶとやま)」下車 徒歩25分
斑井コンサルティングのオフィス
斑井コンサルティングのオフィスとして使われていたのは、港区にある”株式会社SOUの東京オフィス”です。
こちらは、ブランド・貴金属・骨董品などの買取と販売をしている企業で、買取事業、オークション事業、販売事業、アプリ運営という4つのセクションで活動されています。
【買取事業】
なんぼや:全国に35店舗あるブランド買取専門店
BRAND CONCIER:業界初の事前予約システムを実現したブランド買取専門店
【オークション事業】
STAR BUYERS AUCTION:2013年に”東京スターオークション”としてスタートしたSOUの自社オーク
ション 現在は世界各国のバイヤーが利用していて、自社仕入れの強みを生かした圧倒的な品揃
えと品質が特長 2016年からSTAR BUYERS AUCTIONとしてリニューアルした
【販売事業】
ZIPANG:大阪りんくうタウンにオープンした、日本のブランドリユースの品質を世界へ発信する
ブランド販売専門店
ALLU:”ファッション×希少価値”をテーマに、世界各国から選りすぐりの逸品を集めたビンテージ
セレクトショップ
【アプリ運営】
miney:2017年10月にスタートしたシステムで、スマホで簡単に自分の持ち物とその価値を管理で
きる
【所在地】
東京都港区港南1-2-70 品川シーズンテラス 28F
TEL:03-4580-9983
【アクセス】
JR「品川」駅港南口から徒歩6分
まとめ
今回は、考古学というあまり馴染みのないジャンルのストーリーでしたが、ロケ地に遺跡で有名な埼玉県を選んだり、制作側のリアルさを追求する姿勢がよく現れていたと思います。
斑井を騙すためにわざわざ土器を作って埋めるという面倒なことをやってのけるところは、ダー子らしいと思いましたが、それが無駄な努力にならないところがすごいと思います。
斑井は父親の散財の影響で考古学から遠ざかっていましたが、土器を見る目は確かだし、考古学者としての潜在的な才能は持っていると思うので、これから真っ当な道に進んでいけると思います。
次回は遺産相続を巡って、ダー子が生き別れの娘を演じるという、また波乱の予感満載の展開になりそうなので、奇想天外なストーリーに期待したいと思います。