「この声をきみに」感動の最終回!朗読で人はつながる!タイトルの意味とは?あらすじネタバレ

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NHK金曜夜10時の「この声をきみに」最終回は、前回から2週目に放映されました。

初回から地震関連の放送、中盤では選挙関連の放送と延期になることもあり、金曜日の夜を楽しみにしていたファンの方も、紆余曲折あったのではないでしょうか?

  • 孝の離婚問題はどうなる?
  • 京子先生との恋は発展するのか?
  • 発表会はどうなる?

 

目が離せない最終回ですが、一部、ネタバレもありますのでご覧になっていない方は、注意をして下さいね。

 

孝の告白後はどうなったの?

「僕は京子先生が好きだ~!」孝の告白で終わった前回、その後の展開が気になる最終回です。

京子先生は、この小学生並みの告白に対してさらりと「ありがとう!」と笑顔で孝の元を去ります。

側で観ていた親子連れには「あの人たち、何やっているの?」と子供が聴いています。

大の大人が、大声で告白をしているとはまさか子供にも大人にも分からなかったでしょうね。

https://twitter.com/y1971yt/status/931725976643309569

一方、孝の離婚問題も、妻との素敵な別れ方で終わります。

視聴者としては、「もしかすると、離婚がなくなる可能性もあるのでは?」と思えてくるほどに、以前の孝とは変わって思いやりあふれる夫、父親に自然に変わっていましたよね。

しかし、二人の気持ちは変わることなく、いい形で別れることになりました。

孝に渡された本の中の詩「ほぐす」

 

奈緒が、孝にプレゼントした本がありますが、それは「贈るうた」という本。

以前、孝が奈緒に「今日」という本を贈っていたので、そのお返しとして贈ったのです。

この本にある「ほぐす」という詩が、今の孝と奈緒のようだというのも良く伝わる詩でした。

このドラマでは、数学的な理論と感情を照らし合わせるシーンがこれまでもたくさんありました。

詩「ほぐす」にも、そういった内面を深く洞察する意味合いもあったのではないでしょうか?

何より奈緒が朗読を始めてから変わった夫のことを認めていることに、いがみ合う別れではない魅力を見せていると思います。

お互いを認め合って別の道に進むことが、こんなにさらりとできてしまうのも、朗読で相手を思いやるゆとりができた人間味ある孝になってくれたからでしょう。

京子先生を引きとめるG作戦!

発表会を最後に、京子先生は講師を止めて「灯火親」を離れる決意が固いのですが、孝は何としてでも側に居て欲しいと願う気持ちは変わりません。

もちろん、朗読教室のメンバーもそれは同じこと。

何としてでも引き止めるために、メンバーとともに作戦を練ります。

発表会の朗読を通じて京子先生の気持ちを変えようとするわけです。

名付けてG作戦!

この作戦の名前である「G」は「群読」の「G」だそうですよ。

朗読教室のメンバーは、若い世代から中年世代までさまざまですが、こういった目的に向かってひとつのパワーを発揮することってとても素敵なことだと思いますね。

大人になればなるほど、あきらめやしがらみがあって目的に向かわないで諦めることも多いものですから。

  • 「ハート型の思い出」 寺山修司 作
    磯崎(片桐はいり)が発表会で朗読したのがこの詩。
    切々と愛の言葉を朗読する姿は、人間性を感じました。
    しかも、この詩はハート型の構成で印字されています。

https://twitter.com/47Kmr/status/931527722181918720

 

  • 「手袋を買いに」新見南吉 作
    柏原(堀内敬子)と河合(戸塚祥太)が朗読していたのが、あまりにも有名な「手袋を買いに」です。

 

  • 「ふたりはともだち」アーノルド・ローベル 作
    発表会で、福島(杉本哲太)が朗読した絵本ですが、第2回でも実写版としても登場しています。
    この時には、孝と福島で朗読していたのですが、今回もその時の実写版を彷彿させるようでした。

 

 

  • 「おおきなかぶ」ロシアの昔話再話
    「おおきなかぶ」を孝たちが発表会で朗読し、最後に、京子先生を誘う作戦を決行しました。
    始めは、遠慮がちな京子先生もメンバーの表情から加わります。
    メンバーのかぶりもの、実写版もとても素敵でした。ドラマをご覧になった方も、学芸会などで演じた経験がありませんか?
    「おおきなかぶ」は、ロシアの昔話ですが日本でもとても有名な童話として定着しています。
    次々に「おおきなかぶ」を抜くために人がつながって行き「うんとこしょ、どっこいしょ」掛け声をかけては引くという単純さでありながら、観て聴いて楽しい気持ちになるのは魅力ですね。

 

「この声をきみに」の意味とは?

そのままハッピーエンドで終わるドラマではなく、朗読教室をいったん京子先生は離れます。

しかし、数年後にはかつて偶然に孝と出会った教会で再会します。

年齢も知らない孝は、京子先生にたずねると「今日が誕生日なの。」と笑顔で受け答え。

当たり前のことですが、今、それを知ったわけですから孝はプレゼントを持っているはずもありません。

そのとき、孝と京子のふたりの気持ちがつながる一瞬があります。

耳元で「この声をきみに」と孝が優しく京子に声かけます。

タイトルは、このシーンを導き出すためにあったのですね。

声のプレゼントを優しく演じた竹野内豊さんは、とても素敵でした。

これまで、冴えない、文句が多い、協調性がないといった孝の姿ではありません。

そもそも、竹野内さんの声質が低く響き合う良さがあるのですが、このシーンでは優しさを感じる演技力に脱帽です。

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2017.11.03

まとめ

「この声をきみに」が終わり心に「ぽっかり」とした穴ができてしまったファンも多いでしょう。

とても満たされた大人の上質なドラマだけに、止むを得ませんね。

誰もが「ぽっかり」とした心のむなしさややりきれなさは抱えているものだと、このドラマでも伝えられました。

そこを埋めるのは、やはり人と人であり絡み合ってこそできること。

朗読教室に通いたいという方も増加していると聞きます。

今にこそ、朗読を相手に届けることはとても価値あるものではないでしょうか?

私も、このドラマを観始めてから空に「くじらぐも」を見つけることもあり、子供のような空想が広げられるようになりました。

記憶に残るドラマであるのは確かです。

「この声をきみに」その後も、数年後には、ぜひ、NHKさんに期待したいですね。

 

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