隣の家族は青く見える|4話考察 偏見という名の暴力。渉と朔の立ち位置に注目!

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今回隣の家族は青く見える4話は、同性愛に対する偏見と差別意識、そして妊娠・出産・子育てに関する自然神話に警鐘を鳴らす発言など、考えさせられる場面が沢山ありました。奈々の不妊治療を巡っては、親世代との根本的な認識の違いが浮き彫りになりました。

そして、深雪は相変わらずのトラブルメーカーで、他の家族との溝をさらに深めてしまったような気がします。

彼女自身も、娘の進学を巡ってのトラブルが表面化しそうな片鱗があったので、次回はまた波乱の展開になりそうです。

奈々の人工授精やちひろの亮司の息子との同居問題など、それぞれの家族の動向も気になるところですが、

今回は渉と朔、それぞれの立ち位置に注目してみたいと思います。

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2018.01.25

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クローゼット・渉の心の闇

今回、初めて渉の心の内が本人の口から語られ、朔との対照的な姿が描かれていたと思います。

ふたりとも自分がゲイであることに悩んではいたけど、朔は自分からは言わないけど、聞かれたら隠さないで、堂々とカミングアウトできる強さを持っています。

そして、周りの人間に対しても寛容で、”子供の頃はまだ自分と他人が違うって認識できていないから排除しようとするし、からかうのは差別じゃなくて区別”という見解を持っています。

だから、奈々も大器も抵抗なく受け入れられたんじゃないかと思います。

一方、渉のほうは、両親がガチガチの常識と古い価値観に縛られた人間だから、学校でも会社でもひたすらバレないようにカムフラージュしながら生きてきました。

ゲイという偏見と差別意識に怯えながら、自分の本心を押し殺して、静かに暮らして生きたいと強く望んでいました。

でも、朔と出会って、自分の中の常識が大きく揺らぎ始めたのを感じていたのだと思います。

初めて真剣に愛する人と向き合って、朔のように自分に正直になれば楽に生きられるかもしれない。

でも、その想いは、同性愛者だということを暴露された中傷ビラによって無残にも打ち砕かれてしまいました。

おそらく、ビラをまいた犯人は渉の同僚の留美ではないかと思います。

以前朔と一緒にいるところを目撃して、叔父と甥だというふたりの関係性に疑問を持っていたようだし、渉に振られた腹いせにやったのかもしれません。

自分に気を持たせるような態度を取って騙していた渉に対する怒りと、自分が男に負けたという屈辱感と、朔に対する嫉妬心で思わ
ず衝動的にやってしまったのだと思いますが、奈々の言うとおり、陰でこそこそ攻撃するようなやり方は卑怯だと思いました。

そして、このことが火種になり、渉と朔は真っ向から対立することになってしまいました。

“世の中のしがらみから離れて静かに暮らしたい”という渉に対し、朔は”人に知られたくないのに、なぜわざわざ濃密な人間関係が必要な環境に身を置くのか”という矛盾を指摘します。

頭では孤独を望んでいるけど、本当の意味で孤独になるのは怖い。

だから、受け入れてくれなくてもいいからそっとしておいてほしいというのは、ちょっと身勝手な気もします。

当事者同士でも理解しきれない渉の思考回路は、相当複雑で面倒くさいと思ってしまいました。

https://twitter.com/andy_natsu0114/status/962526357908434945

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無知から生まれる偏見と違和感

この中傷ビラの波紋は、コーポラティブハウス内にも広がっていきます。

渉が同性愛者だと知った深雪は、あからさまな嫌悪感を抱き、その事実を黙認していた奈々にも腹を立てます。

そして、朔を甥だと嘘をついたことに対しては、”最初から同棲するつもりだったんじゃないか、詐欺だ”と騒ぎ立てます。

他の住人達は意外と寛容というか、公平な立場で物事を捉えているような感じがしました。

「広瀬さんが誰と暮らそうと、本来自由なはずです」
「結婚してない同居カップルという意味じゃ、うちと同じじゃないですか」
「普通だとか、普通じゃないとか、そういう表現やめません?」
「そもそもこんな風に大騒ぎすることかな?」
「みんな同じ人間なのに、堂々と暮らせる人とそうじゃない人がいるなんて、おかしいです」

全員に次々と正論を吐かれ、さすがの深雪も何も言い返せないようでした。

まさに奈々の言う”知らないことを知ろうともしないで、批判だけするなんて最低”という台詞の体現だと思いました。

今回も自分のものさしだけで相手を測ろうとする深雪が、大失敗をしたことは言うまでもありません。

深雪の性格はずっと変わらないだろうし、他人の言葉も全く響かないようなので、このままでは周りと一生分かり合えない気がしました。

でも、現実には深雪のような考えの人が大多数だと思います。

こういう偏見の塊のような人が存在する限り、差別意識はなくならないと思います。深雪の中にはこの先ずっと渉に対する偏見が残るだろうし、夫の無職という弱みを握られていると感じているので、ますます彼の存在を煙たがるかもしれません。

この問題にはっきり答えが出るのかはわかりませんが、奈々達の温かさに触れて、少しでも渉の心の闇が小さくなることを期待しています。

https://twitter.com/chibimoca/status/962608129350369282

https://twitter.com/nanodananoda/status/962310234780745728

まとめ

今回のストーリーでは、偏見というキーワードがメインになっていたような気がします。

同性愛についても、不妊治療に関しても、「知らないから怖い。だから否定する」というのが共通認識じゃないかと思います。

でも、そこで大器のように知ろうと動く人と、歩み寄ろうとせずに攻撃だけする深雪みたいな人とが真っ二つに分かれると思いました。

固定観念に囚われているという意味では、大器の母も奈々の母もそうですが、大器や琴音など、そういう暴走する考えを軌道修正してくれる存在がいることで、うまくバランスが取れていると感じました。

次回隣りの家族は青く見える5話はいよいよ琴音が出産するので、プレッシャーも感じると思いますが、奈々と大器の気持ちもより不妊治療に向かっていくのではないかと思います。

それぞれの家庭の秘密は、まだ問題提起の段階なので、コーポラティブハウスには問題が山積み状態ですが、それぞれに気になる場面が沢山あるので、予想外の展開が繰り返される群像劇としてまだまだ楽しめそうです。

 

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2018.01.25
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