松本清張の代表作「黒革の手帳」。
米倉涼子の出世作とも言われる本作ですが、
2017年に帰ってきました!
主演の原口元子を演じるのは、プライベートでもビッグニュースのあった武井咲さん。
「黒革の手帖がまさか母子手帳とは」
この伝え方はうまいなぁ!ドラマを見る目もすこし変わりそう。
ネットで驚きの声 武井妊娠3カ月「黒革の手帖がまさか母子手帳とは」― スポニチhttps://t.co/2BmlagFktC
— 阿部広太郎 (@KotaroA) September 3, 2017
TAKAHIROとの結婚と、妊娠が報じられ、ドラマの注目度も一気にアップ!
黒革の母子手帳とか言われてるの笑った(笑)https://t.co/IyLmSbBBzj
— コア (@DAICOKU10) September 7, 2017
7話では、元子の妊娠が発覚し、現実とリンクしすぎていると話題になっています!
ドラマでも妊娠とかタイムリーすぎるw黒革の母子手帳だw#黒革の手帖 pic.twitter.com/E0E0vILBFY
— ぺろはん (@y_n_dere__4444) September 7, 2017
そんな元子はどうなってしまうのか?
黒革の手帳、中の人とドラマの主人公どっちも妊娠という奇跡のリンク具合から、主人公が走ったりすると本気で体調心配になる
— ㊗️ザム3が見たいオブ痔アース㊗️ (@GBbigmgnmKR42lv) September 7, 2017
最終回直前「黒革の手帳」7話を紹介します!
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目次
村井と波子の登場。元子と「カルネ」の運命はいかに!?
銀行員だった原口元子(武井咲)は、銀行にある隠し口座を知り、
その情報を“黒革の手帳”にメモ、
隠し口座に入っている黒い金を横領した。
それを資金に銀座に「カルネ(手帳)」という名の店をオープンし、
そして客である楢林謙治(奥田瑛二)や橋田常雄(高嶋政伸)を
その“黒い手帳”で脅し、金を巻き上げていく。
さらに元子は銀座で一番の「ルダン」が売りに出ていると知り、
それを買いとろうとするものの、
日本のドン・長谷川庄治(伊東四朗)に金を支払えなかったことで、
ルダンを手に入れられなかっただけでなく、
カルネの権利も奪われてしまった。
元子のかわりとなって店を任されたのは、
同じ銀行で働いていた村井亨(滝藤賢一)と山田波子(仲里依紗)。
カルネから出て行けと言われた元子。
波子に、靴を綺麗になめたら店に残らせる、と言われ、元子はそれをしようと、
波子の足下に跪くが…プライドが許さず、それはできなかった。
そして波子は、1週間待ってあげる、と元子に猶予を与えるのだった。
▼銀座の先輩である岩村叡子ママ。彼女にも見放され…。
元子は、「燭台」のママである岩村叡子(真矢ミキ)のもとを訪れる。
しかし、叡子は元子の所業をすべて知っていた。
「この銀座は村社会」だからだという。
良い事も悪いことも筒抜けらしい。
叡子に冷たくあしらわれる元子だったが
「諦めません。私はこれからもこの銀座で生きていきます」と元子。
しかし、叡子は、あなたは何もわかってない!と怒り出す。
そして「銀座で一番若いママ、もうあなたの出番は終わったの」と言う。
元子にホステスのいろはを教えてくれた叡子にも、見放されてしまうのだった…。
そんなとき、元子の妊娠が発覚する。
相手は先の選挙で衆議院議員に当選した安島富夫(江口洋介)。
迷った末、元子は安島に電話をかけるが、
相手に出たのは安島の婚約者・堂林京子(江口のりこ)だった。
安島との結婚に興味のなかったような京子だったが、やはりどうやらそうでもないようで…。
人気のない駐車場の車のなか、安島と元子は会っていた。
元子は妊娠のことが頭をよぎったが、
相談したのは長谷川とかわした契約書のこと。
ルダンを買い取る契約の際にかわしたものだが、
それは安島の便宜によって破棄されたはずだった。
しかし、違約金は払わなくて済んだものの、
カルネは取り上げられてしまう…と安島に相談する。
元子は「どうしてもカルネを手放したくないんです」
と強い意思を宿した目で安島に言うのだった。
しかしそんな元子も、妊娠のことは、
最後まで安島に言うことができなかった。
来週の黒革の手帳は武井咲が高笑いできるような展開っぽいので心底安心している
— 萌 (@nekogasukidayo8) September 7, 2017
「カルネ」は法で守れるのか?
弁護士の渡辺と名乗る人物から、元子へ電話が入る。
安島から、元子の売買契約の話を聞いて電話をかけてきてくれたらしい。
早速、その渡辺と会う元子。渡辺は契約書を見ると、
こんなひどい契約には応じる必要はない、
裁判には時間がかかるが判決が出るまでは元子に店を続ける権利がある、
この契約書の内容なら必ず勝てる…と自信満々に言った。
いつも通り、カルネに出勤した元子。
店のホステス、スタッフの前で、初心に返ってやる、
だから協力してほしい、と話しをしていた。
店の士気があがったとき「なんだ、まだ営業してるの?」
と村井と波子が入ってきた。
店をリスタートさせるために、村井と波子はカルネを偵察にきたのだ。
元子は、今回の件を弁護士に相談したことを伝える。
だから出ていけ、と。
その元子の言葉に、顔を見合わせる波子と村井だったが…?
ちょうどそのとき、渡辺弁護士から元子に電話がかかってくる。
渡辺は「さっきの話はなかったことにしてください」
と今回の件から手を引く旨を、元子に伝えるのだった。
その電話を聞いていた波子と村井は、笑いをこらえながら元子を見ている。
そして、法律とか正義とか道徳とかなんの役にもたたない…と、村井。
波子は、涙をこらえている元子の横顔に、
意地をはればはるほど惨めになるだけよ…としたり顔で言うのだった。
渡辺弁護士のもとに、安島と元子は訪れていた。
渡辺は、安島の頼みなら全力で働きたいと思っていたが…と歯切れが悪い。
「契約相手のことを調べたら…お察しください…と言うしか…」と。
そして、相手が悪すぎる、弁護士としてやっていけなくなる、と頭を下げた。
さらに安島にも、手をひいたほうがいい、と悲しげな表情で助言するのだった。
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銀座では信頼関係もすぐに壊れる怖い世界!?
安島に迷惑をかけられないと思った元子は、自分で弁護士を探すことに。
いつもヘアセットをしてくれている、
美容師の牧野(和田正人)に腕のいい弁護士を紹介して欲しい、と頼んだ。
すると、自分の兄と弟が弁護士だ、といとも簡単に見つかってしまう。
彼らは国立大学出身で、優秀な兄弟。
兄貴はマジメで、弟はクソマジメだと言う。
牧野はどちらでも紹介する、と頼もしい言葉で元子を励ました。
弟の弁護士がつかまった、という電話があり、元子は向かう。
しかし、そこにいたのは村井だった…。
事務所の奥には、牧野の弟と思われる弁護士が身を隠すようにして座っている。
村井は、どこに行ってもムダ、
自分たちを敵にまわそうなんて弁護士はいない、
明後日には店を引きわたしてもらう…と、勝ち誇ったような顔をしていた。
元子が、牧野の美容院にかけつけると、
牧野は波子のヘアセットをしていた。
牧野がこれまでの元への態度とはうってかわって、
二度とこの店に来ないで、自分もこの街で商売をしているんだから…と。
信じていた牧野にも、裏切られてしまうのだった。
一方、長谷川のもとにやってきた安島。
薬を飲んでいる長谷川を見て、血圧がまた上がってるんですか、
と安島が問うと、お前のせいだ、と返される。
折角議員になったのに、もうやめるつもりか…と。
そして長谷川は、元子の黒革の手帳を安島の前に投げた。
中を見ろと促され見てみると…その中には、
先日安島が元子と一緒に行動していた際の写真があった。
もう会うなと言った長谷川の意に、安島が背いたことで、長谷川は怒っている。
「二度と怒らせるな」と言われた安島は、
「はい」とうなだれるのしかなかった。
清張さんの黒革の手帖2週間ぶり! 原口元子、走ったら、危ないと思ったら、階段転げ落ちた。
番組の最後に元子が、「これは(奪われた)手帖に代わる切札になる。」と言ったのは母子手帳か?
— おすえさん (@jm2newkiyo) September 7, 2017
絶対絶命か?元子はどうなる?
元子は自宅で郵便物の整理をいていた。
金の督促ばかりだ。
一瞬は安島に電話をしようと思った元子だったが、
それはやめ、長谷川に会いにいくことを決意。
道すがら、自身が勤めていた東林銀行の前で立ち止まった元子。
ぼんやりとそれを見上げていたが、なぜか警察官に呼び止められてしまう。
職業はなにか、身分証明書を見せろ、と言われ、元子は全速力で走り出した。
そして階段に追いつめられた元子は、
足下をすべらせ、階段下まで転げ落ちてしまうのだった。
目が覚めたとき、元子はベッドの上だった。
赤ちゃん、残念だったわね、と看護師に言われる。
自分が今までやってきたことを思い返し、
天罰がくだった…と涙も流さずに元子は思うのだった。
安島は元子の病室にかけつけた。
しかし元子の姿はそこにはない。
なんと元子はふらつく足取りで、病院を抜け出したのだ。
安島が元子を見つけると、元子は長谷川会長の元にいくと言う。
すると安島が茶封筒を取り出した。
「これを持っていれば会長は君に会ってくれる」と。
そして、俺にできるのはここまでだ、と言うと、
安島はタクシーを捕まえ、元子の前から去っていった。
その封筒の中身を見た、元子。
「これは手帳にかわる切り札になる」
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手帳にかわる切り札とは?
そしてルダンにやってきた元子。
ボーイに声をかけられると
「ちょっとお店の中を見せてもらいたいんです。近々このルダンのママになる原口元子と申します」
と、勝ち誇ったような笑顔を見せるのだった。
「黒革の手帳」7話の感想。
調子良く上り詰めてきた元子、ここで失墜となるか!?
銀行の金を横領し、運良くカルネを経営していた元子。
その裏では、さまざまな男たちの黒い金が動いていました。
もちろん彼女の運の良さもありますが、頭がキレるのも重要ですよね。
武井咲さんは、そのキレものの銀座のママの姿を見事に演じ切っていて、
酸いも甘いも乗り切ってきたように見えるから不思議です…。
そして、まさか今週は安島の子供を妊娠してる…なんて展開になるとは思いませんでしたが…。
黒革の手帳めっちゃおもろくなって次最終回!
— さなゆい.com (@yuimaaru817) September 7, 2017
黒革の手帳うー歯痒い。最終回が楽しみ
— ひろくん (@hirokunsurf) September 7, 2017
「黒革の手帳」8話の予想!
最終回で笑うのは誰だ!?
安島から謎の封筒を受け取った元子。
これは黒革の手帳の代わりになる…ほどの切り札だと言いますが、
その中身は一体なんなのでしょう。
ドン長谷川を脅すほどの威力があるんだとは思いますが、
それで元子はこれまでの苦境から救われるのでしょうか?
安島との関係も気になりますね。
お互いになんとなく惹かれているのは分かっているものの、
立場上、その手をとることは許されません。
加えて、安島は婚約者・堂林京子の存在もあります。
彼女も手強そうですよね…最終話だけでは身を引いてくれそうにはありません…。
武井咲さんのプライベートな話題も手伝ってか、
注目する人も多い「黒革の手帳」。
最終話の期待度もとても高いです。最後も目が離せません!